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2015年03月17日23:57

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アメリカンバイクについて感じていること・・・

今日はアメリカンバイクについて感じていることを表現してみようと思う・・

ワシは2輪のひとつのジャンルであるアメリカンバイクには
その造形の美しさはわかるつもりでいる・・・

でもこのジャンルのバイクを所有してみたいと思ったことは
はっきり言ってない!


ワシは高校を卒業した3月に
長崎県の大村運転免許試験場に行き
原付の免許を習得した。

そしてその月に
兄貴の住む大分県の別府に行き
兄貴の所有するスポーツ原付を乗り回して
オートバイの楽しさを知った・・・

4月からPT養成校の学生となり
大阪の堺市に住み始めた・・
そして高校時代もらっていた奨学金の余りで
大阪のまっちゃ町筋にある
バイクの中古街で
初めてのバイクを購入した。

その中古バイクは忘れもしない
YAMAHA MR50
5万3千円だった・・・

その頃は今と違って
バイクブームの時代で
魅力的な原付のスポーツバイクが層厚く存在していた・・

それからワシは原付スポーツに乗る
バイク小僧になった・・・

その当時の原付でもしっかりオフロードバイクで、
モノクロスサスペンションを備えている
悪路走破性をもったバイクだった・・・


ワシはこのバイクで
大和高田の河川敷までゆき
大和川の河川敷に自然発生的にできていた
オフロードのモトクロスコースに足しげく通い
バイクの扱い方の
基本を独学で吸収したのであった・・・

このバイクはしっかり乗りこなしてしまったので
一年で友人に無償で譲った・・

(いま2輪業界が販売で寂しくて振るわないのは
魅力的なスポーツ原付がなくなってしまっているからではないか・・・
とも思っている・・・入門機種が大切なのだ・・・)

つぎにバイトして稼いだ金を投入して買ったのは新車で、
HONDA XL200R 
ワシはこれでしっかりとオフローダーの道を歩み始めた・・・

オフロードを走破するときは
ステップに立ち
全身でショックを吸収しながら
バイクをはさみ
振り落とされないようにして
操作することが多い

それはまるで
乗馬の騎手が
鐙を踏ん張り馬を快走させている姿に重なる・・・

でもこのアメリカンバイクはなによ・・・

脚を前に投げ出しているために
少しもステップに荷重できないじゃなかね・・・

ニーグリーップもあんまりできない

シートに載せた尻とハンドルで操作して行くのが
アメリカンバイクの乗り方なのだ・・・

脚を前方に投げ出したこの姿勢だと
お尻に圧が集中して
かえって長時間の乗車は辛くなるだろうな〜

ワシぐらいの超ベテランになると
こういうバイクでも性能を引き出してかっ飛ばすことができるのだが
本来そういう風には作られていない。

アメリカンバイクは
バイクに速さとかスポーツ性能を求める人が求めるバイクではないのだな・・

このバイクが目指すものはクルーザーとしての
快適な移動なのだ・・・

ワシが感じたのはこれは変速装置の付いたスクーターなんだな〜ということ・・

バイクはスポーツだと思って始めから入門しているワシにとっては
元より脚を踏み入れる世界ではないのだけど
同じ2輪乗りとして 乗ってみて
初めて理解できる世界だ・・・

ワシはアメリカを母体にするこのバイクのジャンルを今一つ理解できないでいる・・・

バイクの大型免許が教習所で解禁されてから
大型バイクに乗る人が増えている。

でもそういう人たちが選ぶバイクにハーレーダビッドソンが圧倒的に多くなっている・・・

湯河原で伊豆に向かう国道135の傍で行き交うバイクたちを観ていると
今やハーレー ダビッドソンがその半数を占めているように思う・・

ワシのようなバイク小僧から始めたバイクライフの者から見ると

ハーレー乗りたちは車の左わきをすり抜けて前に出るということをほとんどしていない・・
バイクと言うのはその機動性が持ち味なのに・・
全然使わないのかよ・・・と思う

ワシは250ccのアメリカンに乗っても
ガンガンすり抜けはやっているゼ
アメリカンという形式でもすり抜けは問題なくやれる。

だからハーレー乗り達を
ワシはワシら日本のバイク小僧よりスタートしたバイク乗りとは
また別のジャンルのバイク乗りなのだな〜と思っているのだ。

200万円以上もする高価なバイクを購入する財力があり
ワシはハーレーに乗っているのだぞ ふふふん・・・
というものを感じる・・

それに彼らはつるんで集団で走ることを欲する・・・

独特のエンジン音をドカドカといわせて
集団で走り回って この俺はどうよ〜と言っているみたいだ・・

なんだか示威行動みたい・・・



ワシは思うけどよ〜

本来のバイク乗りとは

バイクを通して路面と対話すること・・

エンジンに跨ってそのエンジン特性と対話すること・・

に楽しさを思えることなんだと思うのよ・・・


それは他人などいらない孤独な楽しみであるのだと思っている・・・


アメリカンクルーザーを乗ってみた感覚のままで総括するなら

このジャンルのエンジンに1200ccや 1800ccのエンジンは要らないと思う・・

最大でも650ccで十分やね〜

250ccに乗っているアメリカン乗りが一番賢い選択をしている・・・


なぜなら・・
ネイキッドバイクで90k以上のスピードで走り続けると
風圧がすごいのだ

70〜90kぐらいが一番快適なのだ・・
バイクは本来そのように作られているようなのだ・・・

そのスピード領域でクルージングするなら250ccが一番コストパフォーマンスがよいと思う

速く走ることが目的でないなら
過度の排気量は必要ないのだ・・・そう思う・・・





























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