一流の人は勝つ決意をする

一流の人は勝つ決意をする

単純な話だが、勝敗を分ける唯一の要素は、多くの場合、勝つ決意をしているかどうかである。わずかな違いかもしれないが、それに至る思考の違いはたいへん大きい。

二流の人は勝利のための代償を値踏みして膨大な時間を費やす。彼らは「これだけの努力をして、それに見合う報酬が得られるか」と絶えず自問する。

一流の人は「勝つために必要なことはすべてする」という気持ちで取り組む。彼らは努力と報酬を天秤にかけない。ゲームが始まるずっと前に、どんなことがあっても勝つ決意をしているからだ。

この考えの違いによって、一流の人は二流の人よりもはるかに優位に立つことができる。それが最も際立っているのが、苦しみが始まったときだ。

二流の人はると、すぐに逃げ道を探す。
一流の人は苦しみを感じることをあらかじめ想定し、それを乗り越えて突き進む精神力を日ごろの鍛錬で培っている。

一流の人は強靭な精神力の持つ戦士だ。心身両面にわたる徹底した準備は、実戦で無類の強さを発揮する。

勝つことがすべではない。勝つ決意をすることがすべてなのだ。
・・・・ビンス・ロンバルディ（殿堂入りを果たしたプロフットボール監督）


【提 案】
毎月、偉人伝を1冊ずつ読む習慣を身につけよう。一流の人が苦しみに耐えながら逃げずに勝つ決意をしていることが学べるだろう。