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2015年02月24日12:06

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過去にも聞いたネタでも飽きさせない3人会でした。

アカデミー賞、「バードマン」が作品賞ですね。
むかしヒーローもので当てた俳優がブロードウェイで再起を図るはなしで面白そうですな。
ついでにかつてティムバートンの「バットマン」シリーズであてたマイケル・キートンがこの主役をやってるところが重なります。
前の週に映画評論家の町山智浩さんが例年通り予想を立てましたが、
作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、撮影賞、視覚効果賞は見事当てましたな。まぁ町山さんのはなしじゃ予想をあてるファクターはしっかりあるそうなんだそうな。

坂東三津五郎さん亡くなりましたな。
マイミクさんにお弟子さんがいるというのもありますが、盟友であった亡き勘三郎の贔屓筋としては何度か印象的な舞台の思い出が残っています。
「髪結新三」の家主(「カツオは半分もらってくよ・・」のくだりが実にうまく爆笑でした)、南座で見た翫雀さん(現鴈治郎)との「じいさんばあさん」のじいさん、「野田版鼠小僧」での大岡越前、新しい歌舞伎座杮落としでの海老蔵の「助六」での通人・・・どれもアクセントを残すいい芝居でしたが、このひとはやはり舞踊のほうがもっとよかった。
とくに「棒しばり」、亡き勘三郎との太郎冠者、一昨年の納涼歌舞伎での勘九郎との次郎冠者、どちらも鮮やかで魅せられました。
歌舞伎界はここ数年、勘三郎、團十郎が亡くなり福助が倒れ中堅どころで客が呼べる役者が急に亡くなり一気に世代交代が迫られている印象があります。
下の世代の準備がまだまだな印象ながらどうにか乗り切ってもらいたいものです。
たぶんこれを乗り切れば素晴らしい舞台が出てくる気もします。(もっとも淘汰もされるでしょうが)
また残された巳之助くんは今後どなたか後見にはつくのでしょうか?
それも心配ですな。なにはともあれ合掌。

確定申告に四苦八苦している。
「弥生の青色申告」をつかっているが、言葉の意味とかよくわからず遅々として進まない。
気分転換に落語でも・・・と思うもきょん師匠のまくらで「みんなこの時期確定申告でそれどころじゃないでしょう・・・」といわれグサグサグサ・・・
3/16まではまだあるけどがんばらにゃね。
そろそろ税理士雇おうかな?

そんなわけで2/18の水曜はかなりの雨模様で芯まで冷えるなか
仕事帰りに銀座に急ぐ。
会場はよく落語会が開かれているようだが、実はお初。
マイクがちょっとワウってるかな?とも思えたが2列目中央だったので存分楽しめました。

如月の三枚看板、喬太郎・文左衛門・扇辰三人会 @ 銀座ブロッサム

当代一の売れっ子噺家3人を集めての会。
じつは今日の3人のネタ、全員どれも過去にも聞いたことのあるネタではあったのだけれど、3人ともお得意だけあって練れてありネタを重々承知はしていたものの全然飽きさせずに引き込まれた。

扇辰師匠は「雪とん」
田舎ものの描写と女性の艶っぽさを十分出していましたな。
(とくに人差し指と親指で裾をつまむくだりとか・・・)
でもねこのネタ、やっぱりあの田舎の若旦那かわいそすぎる気もする。

無頼派文左衛門は「猫の災難」
熊五郎が先に飲んでいいて酔っていくさまに文左衛門師匠っぽさが出ている。
パンクっぽい味もありますな。

トリのきょん師匠は新作の「ハワイの雪」
毎度のことながらくすぐりを交えての爆笑でひっぱり最後にはじわっとしめましたな。
ほかの「孫、帰る」同様にこのじわっとくるもののしっかりボディブローのように効いてくるのが、きょん師匠の芸のうまさですな。
もっとも春風亭昇太に言わせれば「喬太郎はすぐ人情噺ばかりだな」とのことですがあせあせ(飛び散る汗)

音声だけですが


ー千早振る       入船亭 辰のこ
ー雪とん        入船亭 扇 辰
ー猫の災難       橘 家 文左衛門
---仲入り---
ーハワイの雪      柳 家 喬太郎

4月の扇辰、喬太郎の2人会もゲットし楽しみ。

ところで3/8日曜昼の行徳での喬太郎、菊之丞の2人会急遽行けなくなり
テケツあまっちゃていますが誰か行きません?
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