あれから、五年が経つ。
自分はあれから少しも変わらず、
常に中村主水を胸に、生きております。
明日は、仕事終わったら
必殺仕業人 最終話『あんたこの結果どう思う』でも観ようかな。
昔馴染みの念仏の鉄、同世代同格のおりく以外の
仲間でほぼ唯一、一回だけ「八丁堀」ではなく、
「主水さん」という大出俊の
一世一代の名演を、藤田まことが
それを更に上回る凄みと無常を見せる。
「仲間を信用しない」がキーワードの
仕業人(ま、それは徹底はされないんだけどさ)の
中で、やいとやが主水に見せた「甘え」を
拒絶せざるを得なかった主水、という構図が
最終回に露呈する、という凄さは全シリーズの中でも
白眉だと思う。
命日には毎年仕業人を観たくなるのだが、
矢張りそれはあれが木枯らしの吹く真冬の
物語だからなんだろうな。
とまれ、今は黙祷。
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