件数の問題ではないが。

名古屋モスクに嫌がらせ相次ぐ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3260253

正直、もっとこういう馬鹿は出るかと思っていた。

＞嫌がらせ電話は、後藤健二さんの殺害場面とされる
動画がインターネットに流れた今月１日の５、６件がピーク

との事で、連続して掛ける馬鹿で無いと仮定して
せいぜい5、6人。
意外と云えば意外。
この国の底辺馬鹿は、もっと多いと勝手に思っていたのだね。

ま、それだけに今回この手の嫌がらせをした
馬鹿の愚かさが際立つ訳だが。

仕方ないんだよねぇ、馬鹿で無知で暇なんだから。

どれだけ教育が普及し、文盲率が限りなくゼロに近づいても、
この手の馬鹿は根絶する事は出来ない。
「馬鹿は、一定の数必ず混ざる」から。
例えば、こういった愚かな愉快犯（脅迫という事すら勿体ない）を
厳罰（極端に云えば死刑）に処した処で、その馬鹿が受刑しても
別の馬鹿は「俺は平気。頭いい。捕まんない」なんて思っている。
だから、この手の犯罪は繰り返されるのだ。

しかし、報道されているだけでこれ、というのは
非常に良い傾向だと思う。
ネット界隈では「イスラム国」という組織名では
イスラム教国に誤解を与え、迷惑を掛ける、という事で
ISという呼称が一般的になってきている。
一方、果てなく愚かなテレヴィヴァラエティ（報道の名に
値する番組など、この国に一つも存在しない）では
何らの顧慮も無く「イスラム国」という呼称を使い続けているがね。

ここでは矢張り、「テレヴィは馬鹿が作って馬鹿が見るもの」という
図式が透けて見える。嬉々として行うのは中東に住む日本人や
学校、商社の情報を垂れ流し、歌番組で歌詞を自粛「させる」程度。

是非とも賭けたい処だが、この嫌がらせ電話を掛けた阿呆が
とっ捕まったら「テレヴィ見ますか？」と聞いてみたいもんだ。
ヘヴィユーザである事に有り金掛けてやるよ。

こうした事態の折りに、全く無関係な対象に自身の
憤懣や鬱屈をぶつけたがる馬鹿は、度し難いが
こうした馬鹿を作り出し続ける装置がテレヴィだ、という事を
決して認めないだろうがね。

何故亡くなった二人の所縁も薄いであろう
名古屋のモスクに？という疑問も、この一件から
一生懸命マスコミが「被害に遭っているイスラム教寺院、
教徒を探しての事」と考えたら、不思議も無いしね。
下種のやる事だから、どうしてもこう見えてしまう。

最後に繰り返すが、人数の多寡では問題はない。
この手の馬鹿が現れる事は仕方ない事、とは云え
断固として探し出し、罰は下されねばならない。

何せ相手は馬鹿なのだ。

きちんと「罰」という形でもないと、
自分の馬鹿さに気付ける日は、一生こないのだからね。