『苜蓿』に連載された「評伝竹中郁 覚え書き」の遺稿となった第7号の(七)には大谷晃一の「注」が付いていて、それによると梅田近代美術館の雑誌『木』に書いた「竹中郁と小磯良平とのパリ」に手を入れ『苜蓿』の原稿とする筈が果たされなかったので、大谷がやむなく前回までの記述に沿って整理したとある。
『木』とは、昨年神戸のサンボーホールの古書展目録で手に入れられず、街の草さんがコピーをくださった足立さんの追悼号をだした『木』のことだろう。元の文章も読んでみたい。
(大谷の「注」は『評伝竹中郁 その青春と詩の出発』理論社にも収録されている。)
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