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2015年01月24日11:01

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「フリーダ・カーロの遺品」

水曜日に、メキシコ大使館で行われた、「フリーダ・カーロの遺品」の試写会に出席。
その「フリーダ・カーロの遺品」は、58年ぶりに解禁されることになった、フリーダの遺品を、写真で記録し、残すことを依頼された、世界的に著名な写真家である石内都さんに同行して、メキシコへ行った小谷忠典監督が、その石内さんが、コルセットや伝統衣装、靴から、医薬品や化粧道具に至るまで、まさに、生きていたころのフリーダの記憶を内包する遺品の数々を、ひとつひとつ、撮影し続けるシーンを主軸に、彼女が生きたメキシコの風景や、とりわけ、その中での先住民の日々の暮らし、そして、その先住民の女性たちの手によって、どのように彼女が愛用した伝統衣装のテキスタイルが生み出されていったのかを描いた、1時間29分の長編ドキュメンタリー映画である。
映画の冒頭とラストが、共に、メキシコにおける死と再生の儀式=「死者の日」の光景だったことが、私的には、極めて、印象的だった。それは、フリーダの遺品の数々を通して、彼女の生を語らせようという、この映画の趣旨に、文字通り、沿うものであろう。しかし、反面、石内さんが、テオティワカンの太陽のピラミッドに登るシーン等々は、いかにも未消化というか、監督の意図がどうであれ、一見、単なる観光案内以上のものにはなっていないようにも思えたことも、また、事実。
大変、よい映画とは思うが、そういった点で、不満も残る映画。今夏、イメージフォーラムその他で、劇場公開される予定。
試写会には、メキシコ大使を始め、小谷監督や石内都さんも出席。映画の公開と並行して、石内さんの撮った写真を、是非、展覧会として、じっくり観たいなぁ・・と、そう、私的には願望している。

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