ミサゴ・・・

今日は午前中毎月定期利用してくださるお客様が３名あって
午後は暇だった。

暇なときはよく海まで散歩に行く。
うちを出て
新崎川沿いに下り、千歳川の河口まで往復するとほぼ４ｋｍ・１時間の散歩コースになる。
川や海は野鳥が居るので
鳥好きのワシには格好の観察の機会になる。

今日は千歳川の河口で猛禽類のミサゴを目撃した。

ミサゴは新鮮な魚を捕食する猛禽で
海上１５〜２０ｍの高さから
真っ直ぐに急降下して
全身で海の中に飛び込んで
脚で魚を捉える。
ボラぐらいの大きな魚もとらえるようだ。



湯河原では年に数回みられるかどうかだけど
運が良ければその狩の様子を
海のテラスから目の前で目撃することができる。

その様を見たら誰しも感動すると思う。

大きさはトビより一回り小さいぐらいだが
飛び方に特徴があって
羽をたえずはばたかせながらふわふわと飛んでいる。

何でも食べる雑食のトビと比べても個体数ははなはだ少ない。

トビが泳いでいる魚を捉えるところも何度か目撃したことがあるが
ふわりと海面に近づいたと思ったら
片脚をチョンと水に着けたぐらいで
もう小魚を捉えている。
見ているととてもスマートである。


ミサゴは真冬の寒空の下でも
全身でダイブする。

ワシから見たらなんだか不器用な生き方しかできない猛禽にもみえる・・・

その健気さ不器用さを心の中から応援するのである。

今日はデジカメを持っていたので
バシバシとめくら滅法にシャッターを切り続けたが
かろうじて一枚にその姿が写っていた・・・
あとは空ばかり写っていたんだゼ〜　ハハハ・・・