手指のしびれ 授乳期
赤ん坊を抱いて母乳をあげるときに、どうしても前かがみで猫背ぎみになるので、
それが続くと、
腕の神経が小胸筋(しょうきょうきん)という胸の少し肩よりの筋肉の硬縮により圧迫され、
肩凝り、
腕のだるさ、
手指のしびれ、痛みへと
症状が出、
握力が低下します。
片側の腕・手指から症状が出る場合もありますが、
両方に症状が出ます、
両側で症状の強さの違いはあります。
症状がでやすい人は、
肩凝りがもともとあった、
姿勢が悪く猫背、
なで肩もしくはいかり肩の
女性です。
特に出産後は乳房も張ってきます。
施術は
腕の神経叢の賦活と小胸筋の硬縮解消に伴う胸郭出口の確保です。
この疾患は、
がまんしてこの状態が続くと、
手指が曲がって、こわばった状態になります。
いわゆる「胸郭出口症候群」から
「手根管症候群」が合併した状態になります。
したがって、
こじらせないためにも、
早めの治療が大切になります。
胸郭出口で神経が圧迫されていると筋肉の働きが弱くなり、腱鞘炎や弾発指(ばねゆび)にもなりやすくなります。
*授乳期でなくても前かがみで何か長い時間していることにより、この症状になりやすいということです。
胸郭出口症候群
http://aozora.jisseki.net/2014/04/post-45a1.html
*腕を伸ばして、赤ん坊を腕に乗せての添い寝も腕の神経を圧迫し、しびれを助長させますので気をつけましょう。
http://aozora.jisseki.net
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