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2015年01月14日09:56

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有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)

外脛骨(がいけいこつ)

聞きなれない骨の名前ですが、足関節の内くるぶし前下方(にある過剰骨(普通にはない余分な骨)で、日本人の10〜26%くらいの頻度で存在します。

外脛骨が存在しても痛みがない場合もありますが、この骨には後脛骨筋腱(足を底屈させる筋肉)が付着しているためスポーツによる「使いすぎ」や、シューズによる圧迫、さらには捻挫などの外傷が引き金となり、痛みなどの症状が出現します。

発症の原因のほとんどは、スポーツ活動によるもので、決して少なくはないスポーツ障害のひとつです。また、いわゆる偏平足ぎみの人は体重がより内側にかかり、症状が出やすいようです。

症状は、足の内側に膨隆があり(見た目にはわからないこともしばしば)同部の圧痛(おしたときの痛み)や運動時痛で、足全体のだるさを訴えることもあります。
診断は、レントゲン検査で容易にその存在を証明できます。



治療に先立ち、練習量と練習メニューの見直しや、シューズが本人に適しているかどうかをチェックする必要があります。

特にスパイクシューズは、靴の足底部が堅く衝撃吸収に劣ることが多く、さらに足部アーチサポート(土踏まずの部分の盛り上がり)がほとんど無いため、足にかなりのストレスがかかります。

そこで、野球やサッカーなどスパイクシューズを使用する競技では、ランニングや筋力トレーニングなど本来の競技特性に関係のない練習には、なるべく通常のジョギングシューズに履き替えるようにするだけでも症状を和らげることができます。(この方法は、他の足や膝などの障害にも有効な手段です)。

症状が頑固で長期に渡る場合は、土踏まずの部位を持ち上げるアーチサポートなどの足底装具(インソール)が有効です。

施術は下肢筋群、足底筋群の整合です。

http://aozora.jisseki.net

腰痛は治る!

http://aozora.jisseki.net/2015/01/post-deac.html

 
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