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2015年01月07日09:53

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「アンヤタサ!」って、一体、何???

「沖縄まぼろし映画館」で、絶賛されていた本が、山里将人著の「アンヤタサ! 沖縄・戦後の映画1945〜1955」(ニライ社、2000円+税)。早速、アマゾンで検索すると、1冊在庫があるということで、即、購入した。
まず、「アンヤタサ」というタイトル自体が意味不明だが、これは本文の72頁の記述で、沖縄の方言で「そうだった」という意味であることがわかり、納得。でも、沖縄の人以外(多分、沖縄の人でも意味がわからない人は、きっと、いると思う)誰もわからないようなタイトルをつけること自体が、すごいと思う(笑)。
一読、著者の山里さんの映画に関する博識には、文字通り、脱帽するが、彼は映画の研究者でも、評論家でもなく、外科医師。幼少時からの無類の映画好きが高じて、この本を何と20年かけて、書いたのだという。
同書で扱っているのは、本のサブタイトルの通り、1945年から55年までの、いわゆる戦後復興期のたった10年間だが、そのまれに見る濃度の濃さと、「記憶は消えるが記録は残る」という、氏の持論に基づく、徹底した日々のデータの収集に裏打ちされた、しかも、実体験に基づく、沖縄の戦後映画復興史になっている。
その故山里氏から、これからは、若い君たちにバトンタッチするとして、収集した膨大な資料を受け継いだのが、「沖縄まぼろし映画館」の著者たちなのである。ちょっと、感動的な話。

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