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2015年01月05日18:02

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【去年の振り返り:その6〜みっきぃ、かずき、まみ姉〜】

【去年の振り返り:その6〜みっきぃ、かずき、まみ姉〜】

その2からは仙台で過ごした2014年の4〜5月頃を書いています。
前回は、僕のちょっとした転機、気付きについて書きました。

今回も、仙台に滞在中のこと。
音楽仲間として縁の深い3人との再会について。
5/4(日)の日記です。

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本日は、
音楽仲間として縁の深い3人と会いました。

みっきぃ。

かずき。

まみ姉。

まず、みっきぃとかずきを語るには、
あるバンドの話をしなければなりません。

高校を出てすぐに組んだ、オリジナルバンド。Shake speare(シェークスピア)

そこで作詞をし、Vo.であったかずき。

作曲をし、Ba.であったみっきぃ。

ギターが俺。

リーダーで、ほぼ全ての曲を作曲していたkey.のもっち氏。

Dr.のK氏。


それまで僕は、独学で作詞作曲をしていました。
音楽のルールも学ばず、全て感性に任せた楽曲。
(……今でも似たようなもんですけど)


それをバンドでやることもありましたが、
基本、自分の曲は自分1人で作っていました。

そして、個人で作ったものを、
そのままバンドでやる……というスタイルでした。

しかし、Shake speareは違いました。

リーダーでキーボードのもっち氏は、
しっかりした音楽理論と、独特の遊び心に基づいたいた、
俺には作れない、美しい曲を作りました。


ベースのみっきぃは、
そこに独特のグルーヴを加えるだけでなく、
リズムパターンや曲の展開を、
大胆にアレンジします。

俺も、感性のみに基づいたギターを弾きました。

自分1人では作れないような、美しい楽曲。


ダイナミックなグルーヴ。

それに触れたことで、

今まで自分が弾いたことのないようなフレーズが次々と思い浮かび、
またそれが、もっち氏やみっきぃを刺激し、新たなアレンジが生まれました。

そこに、かずきの声が、詞と歌が重なり、

K氏がどっしりとした重みを持って、支える。


……自分1人では、決してできないような音楽が生まれたのです。

センスとセンスがぶつかり合う。

バンドって、凄い。
楽しい。

そう思いました。

その後、色々な事情があってバンドは解散しましたが、
あの経験がなければ、今の僕は居ません。


そんな経験を共にした、
みっきぃとかずきは、
まさに戦友なのです。



そして、まみ姉。

彼女との出会いも、衝撃でした。

Shake speareの後で、みっきぃがやっていたバンドが、Jumping KNEE(後に、ペイントボックスというバンドになります)。

そこで歌っていたVo.が、まみ姉でした。

何が衝撃だったのかと言えば、

上手いとか、カッコイイとか、キレイとか、そういうのもあるんですけど……

『本当に、楽しそう』

なライヴの姿でした。

当時、大学生だった僕に対して、
Jumping KNEEは大半が社会人でした。

自立して、時間もなかなか取れない中で、
大好きな音楽を、精一杯、思いっきり楽しむ。

そんな姿に、僕は憧れました。

僕は音楽が好きだったけど、
あの頃の僕は、それ以外に興味もなく、
こんな風に言ったらアレですけど……
自分が生きていって、大人になって……そういう未来にすら、興味はありませんでした。

ただ、音楽をやっている時間だけは楽しかったから、
命の限り、ぶっ倒れるまでやる。

徹夜で曲を作って、
昼くらいに力尽きて、
そうして残る音楽には、ちょっとくらい、価値があるんじゃないか。

自分で気付いていなかったけど、
『大嫌い』な自分にも、
そうやって命賭けで音楽をやってる時だけは、生きてることが許されるんじゃないか。

……そんな強迫観念にも似た想いで、音楽に向き合っていました。

だから、
きちんと自分で生活をして、
誰に恥じることもなく、
好きな音楽を心の底から楽しんでいる、
そんな、まみ姉たちの姿に、


『こんな大人になりたい。』

そう、思ったんです。


それは、僕にとって、救いでした。
未来への希望を持った瞬間でした。


みっきぃを通して、まみ姉たちと仲良くなった僕は、
スタジオ練習にお邪魔したり、
一緒に遊ぶようになって、

仕事に悩む姿や、
時間がなくて苦労する社会人の姿。

そんな中でも、さりげない、相手への気遣い。

そして、だからこそ、
本当にやりたいことをやる時間の楽しさ、大切さ。

その姿に、人として学ぶことが沢山ありました。

本当の弟のように、愛情を注いで貰いました。

まみ姉は(そうして知り合った、お兄さん達、お姉さん達は)、
僕にとって憧れで、恩人なんです。

……紹介だけで、随分と長くなってしまいました(^^;
本当に、ここには書ききれないです。

、、、

当日は、昼過ぎにみっきぃとまみ姉と車で拾って頂いて、
カラオケに行きました。
(かずきは、仕事あとの夜に合流)

みっきぃは、鍛えられた肉体から発せれる声量が凄い。
懐かしい選曲も多くて、
『ああ、良いなぁ』
と和みます(^^)

まみ姉は、
『ずっと歌ってないから……』
と言いつつも、やっぱりカッコイイです!!

YUKIとかも、凄く良い感じ。
なんだろう……カッコイイ曲や、カワイイ曲や、魂のこもった曲や……どれも、ツボに入るんです。

僕は僕で、
Charとか、
スタンドバイミーとか、
歌うものが以前と変わったとこも聴いて頂けて、
面白かったと思います(笑)

……というか、前の日記にも書きましたけど、
¨歌ってると吐きそうになる¨という変な発作がなくなったので、
純粋に楽しめて良かったです!

その後は、まみ姉の手料理を頂けると言うことで、お買い物。
……その時点で、既によだれが沢山出ている自分(^^)
まみ姉の料理は美味しいのです!!

そうして、
みっきぃ&まみ姉宅へお邪魔しまして、
まみ姉の料理が出来るのを楽しみに待ちつつ、
最近頂いたCDを、みっきぃと一緒に試聴。


まずは、前の日記に書いた、でぃーずぃー氏の新曲。
みっきぃも、でぃーずぃーの成長に驚いていました。
でぃーずぃーはベーシストだけど、ギターのカッティングもなかなか頑張っているし、
何より、メロディが良い。
歌が上手くなってるのもあいまって、
やりたいことが伝わってくる音源になっていました。
高校から一緒にやってる僕としては、彼がそうやって音楽を楽しんでいることが、嬉しくて仕方ない(^^)


続いて、Melly shoneさんのシングル。
『めっちゃ歌上手くなってるな』
と、
『こんな声してたっけ!?』
という新鮮な驚き。
……そういや、彼女のレコーディングした音源聴くの、あんまなかったもんな。
個人的には、カップリング曲が好きでした!!
なんか温かくて、シンプルなメロディが良い。
タイトル曲も、ジャジーなコード使いなのに、どこかエレクトロニカな感じで、
ふわふわした、とらえどころのない独特の雰囲気が残りました。
うん、千葉に帰ったら、また聴いてみよう。

その後は、僕の曲をCDで流しながら、みっきぃのベースとセッション。

……あぁ、みっきぃのベース久し振り!!(≧▽≦)

またバンドとか、レコーディングとかしたいなって思いました。

……と同時に、思うようにギター弾けない、イマジネーションが湧かない自分に悔しさも覚えつつ、
またセンス磨いていかないと、と気持ちを新たにしました。

そうこうしてるうちに、かずきが到着してみんなで夕食。


肉じゃが、
サラダ、
シャケの炒めもの(ソースが2種類!!どちらも絶品)、
なすのお浸し、
そして、もち米の玄米。

と、品数も豊富で、めっちゃ美味い料理に感激!!!!
(かずきが泣きそうになってました 笑)


どんどん箸が進みます。
みっきぃとかずきは、4回もご飯お代わりして(^^)
最終的に、誰が最後の1品を食べるか、俺とみっきぃとかずきで協議したりしながら、
全ての料理を綺麗に頂きました。

うん、大満足です(^皿^)


互いの近況なんかを話し合ったり、
今度、食べに行きたいお店の話なんかをして、
僕は帰途につきました。


ちょっと夜遅くなっちゃったけど、
本当に温かい時間を過ごせました。

みっきぃも、
まみ姉も、
忙しい中で駆けつけてくれた、かずきも、

本当にありがとう。

また、元気で会おうね!!
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追記を色々と。

みっきぃは、

音楽仲間でありライバルとして、

切磋琢磨したり、

一緒に曲作ったり、

いつも刺激し合う関係でした。
(俺が彼をどれだけ刺激できてたかは分からないですけど)

俺はギター馬鹿で、

歌のメロディやリードギターのアレンジなど、
どんどん音を重ねて、様々な色合いを曲に付けるのが得意で。
(今は、音を重ねるばかりではない……引き算も覚えましたが ^^;)

みっきぃがベース馬鹿で。

ドラムのリズムパターンの構築、
ベースライン……グルーヴを考えたり、
コード進行を考えたり、
曲の根幹から攻めるのが得意で。

2人で曲を作っていると、

互いに刺激し合い、

足りない部分を補い合い、

1人じゃ作れないモノができあがる。

おススメの練習法とか、
自分で編み出したものを教え合ったり。

凄いかっこいいライブを観て興奮したまま、

「やべえ。曲作るべ!」

「おう!」

と言って、次の日まで徹夜して曲を作ったり。



正反対なようで。

どこか似ていた僕らは。

バカみたいに音楽が好きで。

そんな自分と同じように、

音楽を好きな奴が居ることが、

とことんまで付き合ってくれる奴が居ることが、

本当に嬉しくて。

自分1人では想像もできない世界が、

彼とやりあう度に広がっていくのが、楽しくて。


私生活でも色々あったから。

そんな音楽漬けの日々が、

今を生きる理由になっていた。


そうして、まみ姉たちと出逢って、

本気で僕を愛してくれて。

”こんな大人になりたい”

と初めて想って。

自分の未来というものを、

”これから先も、生きていく”

ということを、

真剣に考えるきっかけになって。

色々つまづいたりもしたけれど、

今、僕がこうして生きているのは。

本当に様々な出逢い、人々のお陰だと思います。

ありがとうございます。

続く。
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