『アオハライド』

　竹中平蔵が「正社員をなくしましょう」という発言をしたって！？

　いずれにせよ、企業の後継者を作るという観点のない発言ですね。また、日本社会の抱えている問題点がそこにあるということから目をそらす発言にも思えます。困ったことです。

　さて、そういうこととは無関係に見える映画鑑賞。正月休みなので、久しぶりに映画館へ。

　原作の評判が高く、映画のできも良いという話だったので、観てきました。期待通りでした。
「罪」の意識、それを抱えた高校生の苦悩は、わからないでもありません。それをどうやって乗り越えるか、そういうテーマと初恋とが結びついた作品です。若手俳優の演技が新鮮でいいですね。

　ところで、兄役の小柳友君より、弟役の東出昌大君の方が年上だって、おもしろいですね。