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12月16日火曜日は、クルマで幌延→豊富→猿払を回って稚内まで行く出張だったが、この日は移動時間が掛かり稚内に着いたのは17時になってしまい、稚内市役所には行かなかった。
ニュースでは急速に発達する低気圧が通過する夕方から翌々日まで北海道は暴風雪になり、外出は控えろなんて言っており、稚内に泊まったら翌日は猛吹雪になることは分かっており、まだ天候がマシだった夜のうちに旭川へ帰った方がいいことは分かっていた。
しかし、つるんつるんの雪道を330kmも運転して疲れちゃったし、稚内市役所を行き残してしまうのももったいなく、予定通り南稚内に泊まった。
案の定夜のうちに猛吹雪になり、翌17日水曜日は旭川へ帰る国道40号は通行止規制は発令されはしなかったものの、クルマで移動するのは確実に難儀するような天候になったから、どうしてもこの日のうちに旭川まで帰らねばならない用事はなかったこともあり、南稚内の宿に連泊することにして終日稚内に滞在することに決めた。
ただ、吹雪だったが1日宿にいても暇だし、大雪を想定して屋根付きのジープJ36で来ていたこともあり、稚内市内くらいならクルマで動くことはできそうだったので、泊まっていた南稚内から2kmほどの稚内駅前地区にある前日行き残した稚内市役所くらいは行こうと思う。
ついでに昼飯も食べようとお昼に宿を出発。
1晩停めて雪まみれになったクルマの雪を落として稚内駅前に向かうが、猛吹雪で視界が効かない。
年末年始の旅で使う「青春18きっぷ」を買っておこうと、まずは稚内駅に寄ったが、一方通行の駅前ロータリーは真っ白でどこに車線があるのか何も見えず、この辺かなと侵入したら雪山に突っ込んでしまった。
珍しく4駆にシフトしていたから、すぐにバックして引っこ抜けたが、とにかく何も見えない。
昼飯はどこか営業している店を探して食べようと思っていたが、正面すらロクに見えないのにクルマで探しても分からないので、稚内信金の駐車場にクルマを停めさせてもらい、クルマから降りて歩いてお店を探す。
しかし、めちゃめちゃ吹雪いている上、気温は高めでべちゃべちゃの雪が吹き付け眼鏡に付いてしまいすぐに見えなくなってしまう。
こりゃだめだとアーケードに逃げ込み、営業している店を探す。
ほとんどの店が営業しておらず、こりゃコンビニで済ますしかないかとあきらめ掛けたところで営業している店が見つかり、もはやほかの店を探す気力もなく、その喫茶店「くるみ」に入る。
メニューを見ると、食事メニューもいろいろある。
しかし、そんなに腹は減ってないし、吹雪で雪まみれになったカラダに温かいコーヒーも飲みたいから、軽食とコーヒーで十分なので「ロールサンドセット(780円)」でいいな。
ミニグラタンかミニプリンはグラタンで、飲み物はジュースではなくコーヒーを指定。
ロールサンドはトースターで軽く焼いてくれ温かく、お昼には2個あればこれで十分である。
喫茶店のまともなコーヒーも嬉しい。
吹雪で開いている店も少ない稚内で、温かい食事とコーヒーがいただけて助かった。
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