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2014年12月20日03:34

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地雷とミサイル


 今や一即触発の世界情勢。

 既に戦乱で泥沼になっている地域も多数。
 だが、不幸中の幸いは、先進国の中で、内乱を除く国家間の戦闘には突入していないこと。

 そうはいっても、そうなってしまうのも時間の問題のようにも感じられるが、
 これは国連にお願いすることなんだろう。

 「地雷」 と 「ミサイル」 の二つの兵器の使用禁止の国際条約は結べないものだろうか?

 地雷は使用されているのが、主に対人地雷。
 殺傷能力はなく、せいぜい片足を吹き飛ばす程度の威力なのだが、
 戦争とは関係ない一般の人が、これを踏んで、足を失う、という悲劇は世界中で起こっている。
 地雷を除去する研究もなされているが、一体どのぐらいの数の地雷がどこに埋められているか、という情報に乏しい以上、この撤去作業は簡単ではない。

 もう一つ、やはり防御不能な 「ミサイル」 の使用を禁止すれば、戦争なんてやる気が起こらなくなるのではなかろうか?

 今や、戦闘機が機銃で打ち合う、なんて時代ではなくなった。
 あくまで、空対空ミサイルでの撃墜が本務。

 それでも、それは軍人同士の戦闘だが、第二次世界大戦で、ナチスドイツが弾道ミサイルの開発に成功して以来、戦争の度にミサイルが使われるようになった。この被害は非戦闘員も巻き込まれてしまうこと、いつ・どこから打ち込まれるかわからない恐怖、というのがある。


 戦争そのものを完全に撲滅するのは簡単ではないにしても、特定の武器の使用を禁止する。当然だが製造・開発にも重い罰則を与えるようにすれば、怪我をしたり、命を落とす人の数も激減するだろう。

 戦争という行為は、「殺人」 を目的にしている訳ではない。
 対戦国の基地や武器生産機能を麻痺させ降伏させるのが目的。
 その後、勝戦国に有利な条約が結ばれたりする。

 それも、どうかと思うが、自国に取って不利な条約を受け入れるのと、人命が失われるのは、一体どちらが罪が重いのか?
 明らかに、回復不能な、人の命の方が大事だと、私には感じられる。

 命より国家が大事だと考える価値観の人もいるかもしれないが、人道的・道徳的・倫理的に考えれば、まず命の保全は最優先事項なのではないだろうか?

 国連は一体何をしている?

 日本政府は、本当に平和を維持していく気持ちがあるのかも疑わしい。

 国連を動かすにはどうすれば良いのだろうね?
 (一番手っ取り早そうなのが、私が国連総長になる。だが、とは言え安保理で拒否権使われては、簡単には事は運ばない。)

 地道な平和活動を続けるのが、まず最初の一歩になる。


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■米、台湾に軍艦売却へ 大統領が署名、中国「断固反対」
(朝日新聞デジタル - 12月20日 01:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3194199

 オバマ米大統領は18日、台湾に軍艦4隻を売却することを決めた。台湾の国防部は「米台関係が堅実で安定していることを示した」と歓迎したが、台湾統一を悲願とする中国は「台湾問題は中国の核心的な利益。強烈な不満と断固たる反対を表明する」(秦剛・外務省報道局長)と反発した。

 売却するのは、米軍の中古のオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート艦。4隻はいずれも1980年代半ばに就役し、満載排水量が4千トン級。上下両院が台湾などへの売却を定めた「海軍艦船譲渡法案」を可決しており、オバマ氏が18日に署名した。

 台湾は老朽艦を置き換えるが、すでにペリー級を改良した成功級を保有。今回の売却で台湾の軍事力が大きく向上するわけではないが、大型の武器売却として象徴的な意味を持つ。台湾は2隻の購入を決めており、55億台湾ドル(約208億円)を来年度予算に計上している。国防部によると、残る2隻は必要かどうか今後、検討する。

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