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2014年12月19日18:45

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アオハライド

「アオハライド」の実写映画版、見てきました。

だいたいアニメ化された後の実写映画化ってがっかりすることが多いけれど、今回はよかった。
「妹ちょ。」もそうだったけど、アニメ化とは並行しての、原作からの直の実写化ですからね。

でも、最初の方はアニメとセリフの一言一句までまったく同じ展開で、アニメの登場人物が3次元化して同じシーンを演じているって感じでした。
でもキャラは全員アニメのイメージ通り。
だからこそ、本当に絵が飛び出て実物の人間になったって感じだったのです。
「宇宙戦艦ヤマト」の実写化では、真田さんがそんな感じでしたよね。
あれが、登場人物ほぼ全員がそうって感じです。

難を言えば主役の双葉の本田翼ちゃん、とにかくめっちゃくちゃかわいくてイメージぴったりなんだけど、この子だけ髪型が少しアニメと違っていました。
アニメと同じロングヘアーにしてくれたらよかったのに。
それにしても本田翼ちゃん、めっちゃくちゃかわいい。
ファンになろうかな。

それと、実は主役を取り巻く7人の高校生全員、演じている人が20代なんですね。
洸役の東出さんは26歳。
でもまあ、制服を着ているときはそれなりに高校生に見えるから不思議です。
ただ、私服のシーンの時はさすがにちょっとという感じもありました。
原作者の咲坂伊緒先生によると「洸は少し小難しいところのあるキャラだから、多少人生経験を積まれている方がうまく演じてくれる」ということらしいです。
しかし、先生で兄である田中先生の役の小柳さんの方が、実は東出さんより一学年年下だとか…。
そして、22歳の本田翼ちゃんもすっかり女子高生以外の何ものでもない。とにかくかわいい。
でも、藤本泉ちゃん(21歳)の悠里は、ちょっと無理があったかも。

ただ、二人の中学時代のシーンにはびっくりしました。
双葉の方は明らかに違う人で、子役だなと思いましたけれど、洸の方はどう見ても高校生の洸本人のそのままの中学生時代という感じなのです。
まさか東出さんがいくらなんでも中学生の役はできないだろうし、そうではないことはすぐに分かります。
でも、本当に東出さんがそのままの顔で中学生なんです。
ま、まさか、東出さんが中学生のころにすでにこのシーンを撮影していて、撮り置いていたとか…んなわけないですね。
それで調べたら、中学時代の洸は板垣瑞生君、15歳でした。
それにしてもよく似た人を探したものだと感心しました。

東出さんはNHKの朝ドラ「ごちそうさん」で演じた役は、最初は学生でしたけれど、最後には孫ができるところまでやりましたね。
そして今回、成海 唯役の高畑充希ちゃんとは、「ごちそうさん」では兄妹役でした。

もう一つ気になったのは、みんな劇中では高校生のはずなのにメイクがきつい。
ま、なるべくすっぴンに近いメイクをと心がけてはいるでしょうけれど、映画では大スクリーンに顔がアップで映るだけに、高校生なのにメイクしてるって感じになってしまいますよね。
本物の女子高校生もプライベートではメイクするでしょうけれど、学校へは基本ノーメイクのはずですから…。

さて、ストーリーの方ですが、アニメ版の時に「このアニメオタクどもめ!」コミュの トピック「アニメを見終わったらコメント 20」に、私が書いたアニメ版へのレビューを転記しておきます。
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「このアニメオタクどもめ!」コミュ
「アニメを見終わったらコメント 20」トピック

2014年07月08日 00:57
アオハライド 1話
前評判通り、おもしろかった。
ミステリアスでシリアスな学園ラブストーリー。
今後の展開に期待。
それにしても、ドラマでもアニメでも田中っていうありふれた名前はあまりネーミングされないのに、そのへんがユニーク。
(まあ、登場人物四人が田中、高橋、佐藤、鈴木だった「てさぐれ!部活もの」は別として)

2014年07月15日 18:27
アオハライド 2話
男女共学っていろいろ大変だな。それにめんどくさそう。
別学だと平和だよ。

2014年09月23日 02:20
アオハライド 12話
華々しい Happy End じゃなかったけれど、でも一応は Happy End だよね。
End というよりも Happy Continue ?
うまくきれいにまとまったから、もう続きはなくてもいい気がするけど、でもあったらうれしい。
12月の実写版でも、やはり同じところまでかなあ?

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はい、同じところまでではなかったですね。

上にも書いたように、前半はアニメ通りの展開で、「なんだ、セリフの一言一句までアニメと同じじゃないか」と、このレビューでぼやこうと思っていました。
ただ、気になるのが展開が早い、つまりはしょる度合いがひどいなあってことでした。
そうしたら、ちょうど中間くらいのところでアニメの最終回の時のシーンになりました。
映画はそこで終わらず、アニメには登場しなかった成海唯というキャラも登場して、これまたアニメにはなかった文化祭、修学旅行と話は進みます。

おそらくアニメ化されなかった原作の先の部分まで今回は描いてくれるのだなと思ってうれしくなりました。
アニメを見た人は、これは原作を読んだ人も同じでしょうけれど、前半部分はストーリーが分かっていて、ネタばれ状態でみていたわけですけれど、後半はアニメにはなかっただけに、原作を読んでいなければ、まったく新しいストーリーとして楽しめました。

アニメの方はもう終わりかな?
それともて成海唯や冬馬との絡みやこの長崎修学旅行でのことがメインの、今回の映画の後半部分をII期としてやるのかなあ?
もしそうだとしたら、今度はアニメの方がネタばれ状態でみるってことになりますね。

ちなみに、舞台はアニメでは東京の町田市でしたけれど、映画では富山県の高岡市でした。
(はっきりと高岡が舞台という設定になっているわけではないのですが、ロケが高岡で行われた模様)

と、いうことで、全体的にいい出来の、素晴らしい、思い出に残る映画でした。
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コメント

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