ひとつところで、ずっと正社員をやってる友人たちもそんなに『ものすごくたくさん』貰っているわけではない。
仕事の内容も専門職とはいえないし・・・長年勤めているから積み上げてきたノウハウで重宝がられてはいるようだけど。
非正規で、契約を切られるのは決して「仕事ができない」と限ったことではない。
会社の上層部から「利益が思うようにあがらないから人を何人切れ」とかいうお達しが降りてきた場合、現場責任者がその人選をすることはあまりない。
上層部と現場の中間にいるヒマなオッサンたちが現場に「資料出してー」みたいな命令を出す。
そうすると、どうしても「数字」基準で判断されてしまうわけ。
たとえばいくら難しいことを半日かけてやり遂げても、その間にカスみたいなことを数こなしているほうが「デキル」ことになってしまいがち。
対人の仕事となると、ますますそれが顕著になる。
それはともかく。
今は、賃金安すぎ。びっくりするくらい安すぎ。
アルバイトや派遣や契約社員となると、団体をくんで会社と交渉することもできない。
最低限の法律知識もない。
今の労働法がどれだけ働く人達を守ってくれているかすら、しらないから交渉の仕方も、喧嘩のしようもわからない。
全部覚えなくてもいい。
自分に関係のありそうなところだけでも必要なときに調べてみればいいのだ。
調べ方がわからなければ、ユニオンでもなんでも使えばいいのだ。
電話で相談するのは、どこでも無料だ。そのくらい気づけよ・・とは思う。
一人暮らしにあこがれるのも、わからないではないけれど、家賃高すぎるでしょう?
それはやっぱり無鉄砲だったんじゃないか?と思う。
また、なんだかんだ行っても「年齢の壁」というのはガンとして存在する。
「仕事ができるできない」、「今その職場にいる誰よりも経験がある」といってもダメなのだ。
「子供」というのも、残念ながらプラスに働くことは少ないだろう。
・・・・オンナに働け働けと言ってるわりには、鼻先にご馳走がぶらさがってない。
いったい、オンナにどうしてほしいのだろう?
オトコと同じように働いてほしいのか?
子供を産んでほしいのか?
オトコと同じでなくてもいいから働いて、子供も産んでほしいのか?
自分達に都合のいいことばかり言ってるんじゃない。
出すもン出してから注文つけてこい。
どんな境遇の人であれ、その働きに見合った賃金を支払われるのが「先進国」というものだ。
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■“女性の貧困”最前線――『失職女子。』著者と貧困ルポライターが語る
(日刊SPA! - 12月17日 09:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=3189036
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