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12月10日水曜日は、終日旭川の中心街から出ることはなかったので、昼休みに市役所に行って衆院選の期日前投票して事務所に戻る途中の食堂「中王軒」で昼飯にした。
以前旭川らしいラーメンを食べたときだけmixi日記に仕立ててアップしたが、その後も野菜を食べたいときに野菜炒め定食を食べたり、旭川勤務になってときどき食べに行っている店だ。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1932528118&owner_id=18367645
この「中王軒」には、3月まで釧路勤務していた自分にとってずっと気になっていたメニューがあった。
それは、まさか釧路風の鉄板スタイルではないと思うが、メニューのスパゲティーの欄に「スパカツ(750円)」があるのだ(写真2)。
ずっと気になっていたから、やはりこれは1度食べてみねばならないだろう、今回は野菜補給など無視して「スパカツ」を注文してみた。
やはり釧路風の鉄板スパではなく白皿に盛られて配膳されたが、本格イタリアンレストランのパスタとは別物の安っぽい柔らかい麺がジャンキーでたまらない。
豚肉に衣をつけて揚げていたのも見えていたし、厨房にはカゴメトマトケチャップの業務用の缶もカウンターから見えるところにあるし、ミートソースも手作りっぽい。
特に量が多いということはないが十分なボリュームで、完食したらランチにはちょうどいいくらいの量だった。
お店は空いており、1人で切り盛りしている親父さんと話をしたが、「スパカツ」は今から40年前、東京・新橋の洋食店で働いていた親父さんが旭川に戻ってきて、35歳のときにお店を始めたときからあるメニューなんだそうだ。
したがって釧路スタイルではなく東京スタイルの白皿だったわけで、おそらく旭川ではいちばん早くからある「スパカツ」なのではないかと思う。
前任地の釧路スタイルの「スパカツ」ではなかったが、歴史を感じる手作りの「スパカツ」だった。
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