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2014年12月13日11:51

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「高松次郎ミステリーズ」展

「リプレーザ」編集委員会に出席する前に、少し、早めに家を出て、竹橋の東京国立近代美術館で、12月2日に始まり、来年3月1日まで開催されている「高松次郎ミステリーズ」展を観た。
高松次郎という人は、1960年代から90年代にかけて活躍した現代アーティストだが、難解で、感情移入しにくいアーティストというイメージが私にはあって、どうも、苦手だった。今回の東京国立近代美術館での回顧展は、そのわかりにくい高松芸術の謎解きを試みた展覧会である。
回顧展とはいっても、展示されているのは、約50点あまりのオブジェや彫刻、絵画作品と、わりと少数だが、それに関連する150点近くのドローイング等を付して、高松の制作意図や、その思考を読み解いていこうというもの。また、広いワンフロアーの会場を一巡した後、その会場の端から端までを一望出来る高台を会場内に設けて、そこから高松の軌跡を、もう1度、ふり返ることが出来るようにするなど、わかりにくい高松芸術を、出来るだけわかりやすく観せようという主催者の工夫が、随所に感じられる企画展となっている。
でも、正直にいうと、いささか、その工夫がわずらわしい。アートというものは、わからなくても、面白ければいいと思うのだ。でも、高松という人は、実にサービス心のない、そっけない人なので、わからなければ、わからないでいいさ・・と、作品への観る者の感情移入を、もともと、拒むようなところがあるので、要はあまり面白くないのである。
でも、一連の影のシリーズなどは、私にも十分面白かったので、それでいいのだ・・と、そう思うことにした。解説されてわかっても、芸術というヤツは、あまり、面白くないものね。
同時開催されていた、写真家奈良原一高さんの「王国」展も観ましたが、常設展はパス。

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