大阪も雪こそふらないけれど毎日寒い。
3.11以降『節電』を目標に、基本的にハハとワタシは同じ部屋で過ごしている。
もともとハハが仏間で寝ていたので、ワタシもそこに布団を敷き、パソコンを持ち込み・・・としていたら、あっという間に布団の周囲には訳のわからんものでいっぱいになってしまった。
パソコンの前なんてゼロ戦のコックピットほどのスペースもないではないか。
うーむ。
これを年内になんとかしなくてはいけないのか・・・(-_-;)
* * * * *
エアコンの電源が入っているのがその部屋だけで、ワタシとハハの布団がくっついているせいか、寒くなるとクーちゃんがやってくる。
以前のワタシの部屋は、誇張なしに「外より寒い」のだ。
ふかふかの冬の布団とマイクロフリースケットの上では、クーちゃんもいつものように「うとうと」と眠るのではなくて「爆睡」である。
普段なら、少し動いただけで目を覚まして頭を上げるのに、この季節ばかりは少々の物音では目を覚ます気配はない。
ふと前足を見ると、肉球の普段地面につかないところが、暖かくてピンク色になっていた。
かわいい・・・・
そっとそのピンク色の部分を触ってみると、ホカホカと暖かい。
かわいいのう・・としつこくナデナデしていたら、クーちゃんが目を覚まして「ぐるるるる・・」と、ワタシに向かって威嚇をしたあと、「きゃうんきゃうん!」と噛み付きにきやがったのである。なんてやつだ。
ワタシはクーちゃんを羽交い絞めにして「ええがな、肉球ホカホカで。そこだけちょっとさわらせてくれたらええねんがな」と、スケベなオッサンのように口説いたのだが、拒否された。
まだ威嚇を続けているクーちゃんに「そしたらオネーチャンの部屋行くか?」と言うと、威嚇が止まった。
しばらくして、また肉球を触ろうとしたワタシは(←しつこい)、再び激しい抵抗にあった。
「そんなんいうんやったら、もうオネーチャンの部屋にいき!」と、シンゾーが言いそうなことを言うと、クーちゃんも「へっ!」という風にスタスタとエアコンの効いた部屋から出て行った。
* * * * *
夜、お風呂から上がって二階に上がっていくと、例によってハハとワタシの布団の間でクーちゃんが爆睡していた。
ワタシはそーっと自分の布団にもぐりこみ、電気を消した。
クーちゃんはお尻をこっちに向けて寝ていた。
ワタシは気づかれないように、右手をゆっくりゆっくり移動させて、布団から右手だけ出してしばらく待機させ、クーが寝ていることを確認した。
・・・・・そして、人差し指で、クーちゃんのお尻を「ていっ!」と突いて、すばやく右手を布団の中に戻して寝ているふりをした。
クーちゃんはびっくりして飛び起きて、きょろきょろと犯人を捜していたが、見つけることができず、また眠りについた。
・・・・3回、突いたった(笑)
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