今日、大分値下がりしたハイオクを給油、153円/Lだった。が、
米国ではレギュラーガソリンの平均価格が 1ガロン 2.72ドルだとか、、、、
これは為替レート 121円で換算しても、
リッター 88円、という金額になる。
日本のガソリンが、如何に高いか!
という事実だが、
米国だって、物価自体は日本とそんなに変わらない、
日本と決定的に違うのは、国内生産できているものは割と安いという傾向だろうか?
肉とか、石油製品もそうだろう。
で、日本は国内生産できているものでも 「高い」
これは大きな経済問題ではなかろうか? とか、思うが
TPP交渉に関しては、反対派が多数で余り有意義な結果とはなっておらず、
国内の物価水準は歪んだ状態が続いている。
日本の物価水準を歪めている要因の一つが、関税で、もう一つが国内の税金。
消費税で税の簡素化が行われるはずだったのに、相変わらず様々な税金が並列していて、ガソリンはそのとばっちりを受けている代表的な商品。
恐らく、ガソリンの原価に消費税だけを掛けて売るのであれば、リッター100円以下は容易に達成可能なのだが、現状はなんだかんだと税金を掛けてしまっている。
環境にやさしいはずの鉄道は、多くの路線で赤字で、貨物輸送もトラックが中心。
地球温暖化防止、という 「嘘」 は置いといても、東海道新幹線を複々線化して、貨物輸送もやるとか考えても良いのだろうけど、そのへんはこの国の 「社会主義」 システムが許してくれない。
梅田にあった、貨物基地もほとんど売却されたしね。
それで、国鉄の赤字が解消されたというなら、話しは前進だが、現状全く関係のないたばこ税で国鉄の借金返すとかやっているのだから、世界から見ればこんな珍妙な国も少なかろう。
しかし、遠距離の物流となると、海運の方が鉄道よりも有利になるのは事実。
このあたりも、日本ではイマイチ生かされていない。
江戸時代の歴史を学校で習うときに、必ず出てくる、本州を周回していた船舶での物流、というのがあったのだが、今は昔。
かつて、織田信長が安土を首都にしたのは、賢かったと思うよ、
琵琶湖を物流の中心的な位置づけにして、船を活用するという戦略。
現代でも、日本海を 「内海」 と考えるなら、日本海沿岸の都市で物流を活性化させて、経済発展を促す政策は打てるのだろうが、それには韓国やロシアとの協調が必須で、また関税の問題はクリアしておきたいところ。
東シナ海では、中国・フィリピン・ベトナムなどとの物流活性化も狙えるはず。
国会ももうちょっと、頭ひねってくれると、暮らしやすい社会の構築が進むのだろうが、、、、
なんとかならんかね?
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■ガソリン、20週連続値下がり=9カ月ぶり157円台
(時事通信社 - 12月03日 17:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3169159
資源エネルギー庁が3日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(1日時点)は、全国平均で前週比0.9円安の157.4円と20週連続で値下がりした。157円台となったのは3月3日以来、ほぼ9カ月ぶり。
調査を担当する石油情報センターによると、石油輸出国機構(OPEC)が減産を見送った後の原油価格の急落はまだ反映されていない。
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