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2014年12月07日21:23

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萩原麻未&ヴォーチェ弦楽四重奏団演奏会

日時 12月5日
会場 紀尾井ホール
出演 萩原麻未(Pf)、ヴォーチェ弦楽四重奏団
曲目 ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 第2番 イ長調 Op.81、 フランク:ピアノ五重奏曲 ヘ短調

11月19日は途中で帰ってしまったので、11月2日に水戸で庄司紗矢香さん加わる新ダビッド同盟を聴いて以来だからの1ヵ月ぶりのコンサート(高熱を出した後水戸まで行ったのが無理だったのかもしれないけど、聴いて良かったので仕方がないか)。いみじくも前回もピアノ五重奏曲(ブラームス)で、この日も作曲は違うが同じくピアノ五重奏曲だ。

この日もまだ本調子の感じではなかったが、ご贔屓の萩原麻未さんが出演するということもあってチェロのレッスンの後紀尾井ホールに向かう。ただし、ソナタや協奏曲ではないので萩原さんのピアノ聴くというよりはピアノが入ったアンサンブルを楽しむといった趣ではあった。

ドヴォルザークという作曲家はどうも苦手なようで、あの有名な「新世界」交響曲はいくら聴いても名曲とは思えない。まだ第8番の方が良いような気がする。そういえば10月にヴァイオリン協奏曲を聴いたがこの曲もそれほど良い曲とも思えなかった。この日演奏されたピアノ五重奏曲 第2番はそのヴァイオリン協奏曲に近い曲のようで、曲としてはあまり面白いとは言えない気がした。全体的にボヘミアの民族音楽らしい美しい旋律が最初から最後まで続いてそれはそれで十分楽しめるのだが、結局何を表現したいのか分からない曲だ。と曲を聴いて感じたのだが、、重くどっしとしたフランクの曲の後、アンコールとして第3楽章を再度演奏した時には一服の清涼剤のような爽やかさを感じたことも確かではあるが。

後半のフランクの曲は弦楽合奏4人に母校の大先輩という強い思い入れもあってかかなり力が入っているような演奏だった(力演であるとともにやや重い演奏になった面もあった)。

ご贔屓の萩原さんについて書かなかったが、ある意味でアンサンブルの一人として大きく目立つ演奏は少なかった(水戸での小菅優さんもそうだったが)。
因みに朝日新聞の12月1日の夕刊の音楽欄で、「同世代の演奏家の中でも、楽器との一体感や集中力の深さで群を抜く。」と絶賛されていた。

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