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2014年12月06日23:11

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宇宙とクオークと


 父が曽祖父の記述物の解読を仕事としてやってくれているのだが、
 曽祖父が生きた時代には、

 抗生物質がなかった。
 ウイルスの存在は知られていなかった。

 という、状況で昭和12年没。

 当時、流行を繰り返しては大量の死亡者を出していたコレラに対し、
 対処療法だけではなく、私財を投げ打って、食材まで患者に与えていたのが曽祖父。
 当然だが家計は火の車。
 挙句、医者としての職務を放り出して出家してしまった。

 というのが、大体の顛末だが、
 その著作物は難解で、ちょっとやそっとでは読めないのである。

 ええと、曽祖父の弟子の一人が、「森鴎外」とか書いておくとイメージは湧きやすい。


 でまあ、日ごろから、私は標準理論は都合が良いだけで、どうも信じられないと思っている。
 ビッグス粒子にしても、数学で言うなら大きな素数が発見された、程度の話だと感じるのだが、
 そうであるなら、素数はそれぞれ独立したベクトルであって、宇宙は無次元系であることになる。
 (実際に認知されているのは11次元とか)

 高エネルギー領域(GeV以上だと思ってください)に共鳴がある、というのが信じがたいことであるが、実際に実験がそうなっているからそうなのだろう。
 そして宇宙からさらに高エネルギーの粒子が飛来しているのも事実。

 そんな話を、曽祖父はシュレーディンガーとかアインシュタインなどと直接議論しているのであるから、まあ人間の思考というのは数千年であんまり進歩していない。

 父と、アインシュタインと曽祖父との話をしているとき、母がおもむろに、

 「アインシュタインと一体何語で話をしたんやろうね?」

 「あのね、当然ドイツ語でしょ? 東京帝大出てんだよ、ドイツ語ぐらいぺらぺらでしょう?」
 
 と、私が言えば、何となく納得する母。




 実家の庭に、夏みかんの木があって、
 それを、無断でむしって食おうとした若い僧に、

 「その夏みかんは、甘いか酸っぱいか?」

 とか、問答をしていたらしいが、
 その話を最初に聞いた頃、シュレーディンガーみたいなことを言うなあ、とは感じたが、
 なんてことはない、普通に直接ディスカッションしているのである。


 とは言え、果物の味などは、

 「食ってみなければわからない」

 のは、事実で、そして、食おうが食うまいが、そこに果物があることには違いはない。

 などといううレベルの話は、人類が文字を持って思考を始めた頃からあるのである。


 クオークがある、という「仮定」がうまく物理現象を説明できるのは確かなのだが、なんか都合良すぎるとは感じる。一方で最近流行りの「ひも理論」は、故飯田修一先生に言わせれば、「私の飯田物理のひとつの形」とか。

 飯田先生がお亡くなりになったのは、大変残念だが、昨年には那須三郎先生もお亡くなりになり、古き良き先生方は当然だが先に逝ってしまう。
 別に意思を継ぐ、というわけではないが、私の出来の悪い頭でも、少しぐらいは何か分からぬものかとは常常考えるところ。



 引用の記事
 蒸気機関車に引っ張られる「夜汽車の旅」なんて憧れる。私はやってみたいものだと感じるがね。商品として売れるもので、現在夜行貨物で使っている筋をうまく利用すれば、例えば、東京ー名古屋という区間なんかでも実現可能だと思われる。現在の蒸気機関車は昔のものとは飛躍的に性能が上がっているから、過去のものとは若干違うが、、、、、
 出来ればC62を復活させて走らせてくれれば、さぞかし眠れない一夜になるんだろうな、、、、

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■一夜限りの「銀河鉄道の夜」 JR釜石線でSL夜間運行
(朝日新聞デジタル - 12月06日 20:35)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3174119

 今年4月に岩手県のJR釜石線で運行を開始した「SL銀河」が6日、一夜限りの夜間運行を行った。ライトアップされた「めがね橋」(宮守川橋梁(きょうりょう))をSLの車両が通過すると、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」を連想させるような風景が広がり、集まった数百人の鉄道ファンが一斉にシャッターを切った。

 今年度の運行は11月30日で終了しているが、沿線の住民や自治体へ感謝の気持ちを込め、JR東日本が企画した。(福留庸友)

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