へこさんが書かれた内容には共感することが多く、あとから多くを語ることがない印象もありますが、拙宅での聴こえ方も書いておきます。
間違いなくAT-33MLの対抗商品として、DL-304と301�兇隆屬鯔笋瓩覽ー錣箸靴峠个燭發里任靴腓Α�
入手は5年くらい前に秋葉原にて。とっくに生産終了のはずなのに、なぜか新品が売られていました。
手離して25年以上になる301�兇魄�き合いに出すのは気が引けますが、304と301�兇涼羇崚�色合いの強い機種だと思います。
304が303の後継としてクラシック向きだが一応オールマイティ、とすると、302はロック向きの301�兇�304などの上級機の品と質の良さを加えた機種に思えます。
聴感上、バランスがそっくりだと常々思っているのがアキュのAC-3。
全体にスッキリ、低域は締めて高域へ向けてやや上昇カーブを描くあたり。
品位、解像度でAC-3に譲るが、個性の差と割り切るべきか。
屈託のなさでは302か。
相手はDL-304よりやや高いのですから。
この2機種だけ、リード線は高域をほんのわずか控えめ、厚みと品位の高さを求めてオルトフォン8Ｎ銅線によるものを組んでいます。
PC-tripleCには換えずにそのまま聴きます。
やはり高域方向は十分に出ていますが、過度になる手前で止めているのはデノンらしい。
中域以下は締めて量的には抑えめ。低域は304と似た感じがありますが、DL-S1を若向き、ロック・ポップス向きにして、音を前へも出るような音作りにしている感じも受けます。
けっして下品にはならずに、音に勢いがあります。
304やS1と違って空芯ではないのに、トーンはかなり近い。
1970年代のロック、ポップスに非常に相性がいいですが、80年代のものだと盤によってはややうるさくなるものもあるかも。
ストレートでとても判りやすい音質設計。
AT-33MLoccに比べたら低域を膨らませていないので、増幅、伝送系によっては高域過多になったり低域が薄くなったりしそうで、使いこなしは意外と難しいかもしれない。
そのあたりがコントロールできて、好みと合えばCPは高い機種だと思います。
リード線をPC-tripleCに換えれば、一段とピュアで鮮やかになることは間違いありません。
ただそうしなくても、現状で不足は全く感じない鮮明さとシャープさが持ち味です。
換えたら上手くいくのか、過ぎたるは及ばざるがごとしになるかは、試してみないとわかりませんが…
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