最近、ハハが声を出して笑うようになった。
いつ頃からかわからないけど、しばらく前までは表情が乏しくて、笑うことはあっても「小さく笑う」感じだったのが、最近は「あはは!」と割と元気よく笑う。
・・・まぁ、いいことなんだろうけど、その分元気になって、時々「オカーサンは毎日家事全部こなして忙しく働いてるのに、アンタはエエ年して仕事もせんと家におって親掛かりで・・」と、まるでイモートのようなことをいうのが、ムカツク
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基本的に、ワタシはハハを笑わせるように話をするようにしている。
んでもって、ワタシは考えた。
父祖母が亡くなってからハハは、チチとワタシとイモートがいない間、家で一人でいたのだ。
お寺の集まりとか、お友達(あまり多くない)と出かけるとかいうことはあっても、家にいたほうが多かったんじゃないかと思う。
年をとってきて、ハハは元気でも、一緒にでかけていたお友達たちが体を悪くしたり、お友達のご主人が体を悪くしたり・・・みたいなことが続くようになった。
会社で勤めた経験がなく、一人で出かけることが苦手なハハは、チチの死後一年ほどしてからしばらくは、一生懸命でかける練習をしていたが、食事処や喫茶店で「ぼーっ」と時間をつぶすことができなくて、出かけること自体をやめてしまった。
もともと、家で本を読んだり、編み物をしたりするのが好きな人だったから。
「大阪のオバチャン」だけど、知らない人には話しかけられないタイプ。
・・・ちなみに、ワタシは最近話しかけられるようになりました(笑)。
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男の人は社会経験がある分「ひとり歩き」には慣れているだろうけど、それでも「イヤ、僕は家の中にいるほうが好きです」って人は多いだろう。
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「人と他愛のない会話を楽しむ」ってことは、きっととっても大事なことなんだ。
・・・みんな、他愛のない会話をする練習をしといたほうがいいぞ〜(笑)
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