■ジョニー大倉さんが死去 「キャロル」元メンバー
(TVfanWeb - 11月27日 16:40)
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今まで幾度となく、ケガや重い病気に遭われては復帰されており、約3か月前体調悪化で入院された時も「どうせまた復帰するだろう。」と思っていたが、さすが今回の訃報にはビックリした。
私はキャロルからロックミュージックに入った男であるからして、矢沢永吉氏同様ジョニー大倉氏からも多大な影響を受けている。
だからキャロル聴いてなければ、日本のフォークソングやニューミュージックばかし聴いてたはずで、その後愛聴しファンとなる、ドゥービー・ブラザーズやレッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ピンク・フロイド、ユーライア・ヒープなどは聴いていなかったであろう。
日本語歌詞にうまく英単語英文を絡めた作詞方法は、既にグループサウンズ時代からあったけれども、それを本格的かつ上手に取り組んだのはやはりジョニー大倉氏であろう。
矢沢氏同様、ロックンロール以外にも様々なジャンルのいい曲を書ける、書いた、にも関わらず、ここ20数年はキャロルの音楽に拘りすぎたような音楽活動ばかりだったのが残念なところ。
俳優活動に関しては、出演作品をそんなに見ていたワケではなかったが、ヤクザやグレてた人物の役柄が多けれど、言わずもがなベテランの域であり、ロックミュージシャンだった人がここまでうまくなれるのか!とまで感心させた。
キャロル現役時代の失態、解散後は矢沢氏への数多き悪態など、数々の誉められぬ態度をして来た人だが、東日本大震災で被災した人達を心配してたり、共演する芸能人には強面の顔に似合わず、非常に温和で気を使ってたそうでもあった。
また、”焼肉タレの漬け込み”が趣味と言う位、料理が非常に上手で、焼肉や当時珍しかったチゲ鍋を、音楽仲間やそれに釣られて腹空かせた人達に振舞ってたそうだ。
ついでに、”最も嫌われていない在日芸能人”と誉められてるのか貶されてるのかわからない評価をもされた人でもあったが、俳優活動を見る限り、日韓両国のよさを理解し、かつ愛しておられた人でもあったのではなかろうか?
矢沢氏と同様、波乱万丈で喜怒哀楽の人生を味わった人であったが、安らかに眠って頂きたい。
最後に一言。
「輪廻転生で次世に生まれ出た時は、もっと多種多様なジャンルの音楽を世に出し、ブレイクして下さい! 」 合掌。
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