mixiユーザー(id:10258677)

2014年12月01日22:58

66 view

「ストックホルムでワルツを」スウェーデン語で歌うジャズ・シンガー

1960年代、スウェーデン語でジャズを歌ってスターになった
北欧のジャズ・シンガー、モニカ・ゼタールンド(エッダ・マグナソン)の伝記。
主演のエッダ・マグネソンは、モニカ・ゼタールンドそっくり!

ストックホルムでワルツを
http://stockholm-waltz.com/
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=3362647

ジャズの好きなモニカは、田舎町の電話交換手をしながら、
舞台に立つのだが、一人娘を放りっぱなしにするなと、父親は反対する。

見出されてN・Yで歌うが、黒人と一緒に白人が歌うことが
受け入れられずに、公演は失敗に終わる。
この部分、アメリカでは人種差別がこうした形でも出て来るのだ。

憧れのエラ・フィッツジェラルドからは
「誰かのマネより、自分の気持ちを歌ったら」と、
手厳しく言われてしまう。

シングル・マザーで頑張っても、売れない日々が続く。
父親からは母親失格を言い渡され、娘を連れ去られ…。

しかし、仲間から母国語でジャズを歌っては、とのアドバイスを受け、
スウェーデン語で、スウェーデンの詩人の詩を歌い始め、成功につながる。
だが、望みが叶って忙しくなった日々もまた、娘のいるモニカには過酷な日々だった。

すこし気だるげにスイングする歌がスウェーデンの風土にもあったのだろう。
アメリカ黒人の、魂から絞り出すようなジャズとは違うが。
どうしても歌いたい、歌手として成功したいという頑張りは応援したくなる。

理由を聞いても最後まで違和感。やっぱり題に「ワルツ」はないでしょ。
★★★☆☆

5 10

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する