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2014年11月30日15:28

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先進国では「結婚」という形態は古くなりつつある

女性が家に付くものである時代ではないから、女性のフルタイム就労が増えるほど婚外子は増えるし、そもそも結婚という形態が古くなって消滅するかも知れない。

日本には根強い主婦信仰があるが、今の時代にはそぐわない。



頑強な肉体をベースとした強度の高い労働で稼ぐ時代だと、肉体的強度が高い男性に労働を集約して、女性は就労男性の労働力の再生産と、出産・育児を分担する家庭内分業が妥当だった。

現代は、先進国の主軸産業は肉体的な強度を必要とする産業ではなくなってきている。

かつては強度の肉体労働であった業種でも、機械化・自動化の進行によって肉体的強度がさほど必要とはされなくなってきた。

そうなってくると、性別に関係なくフルタイム就労する方が効率が良く、大人口を維持しなくても若年世代の労働力を充当できる。



医療技術が進歩した現代、若者の数を増やそうとして出産奨励すると、その若者が50年後にはそのまま老人になり、扶養される側に入ってくる。

昔のように50歳ぐらいで3割ぐらい死んで年金受給対象者が自然減してくれる時代ではない。

となると、徒に人口を増やすのではなく、今ある人口を効率よく稼働させていかないといけない。



先進国の主軸産業が、肉体労働ではなく、技術職や知能労働になってきているので、親の代が高度技能職に就いているかどうかも重要になってきている。

親の代が荷役夫や弁当売りの世帯が子供を産んでも、子の世代がファンドマネージャーやナノテクノロジー研究者になる確率は極めて低い。教育は学校でのみされるものではないので、親の代から受け継ぐ知識・技能も重要なので。

肉体労働メインで収入が少ない世帯にたくさん補助をつけて3、4人の出産を奨励するより、親の代がなるべく高度技能職に入れるようにし、高度技能職に就いた人は、世帯を形成しなくても1、2人ぐらい子供を産めるようにする方が妥当と言える。



貧乏の子沢山は、今の時代は意味がない。

機械化されていない農業や漁業。鉱業や重工業が中心の時代は肉体強度が高い若年労働力が大量に必要だった。

また、外に出ていく侵略戦争をやる場合も、若年男子の人口が大量に必要だった。

現代の日本はそういう条件には当てはまらない。現在の1億2千万の人口は多過ぎるぐらいなので、1割ぐらい縮小しても特に問題はない。

というか、大き過ぎる人口の塊の団塊世代が寿命を迎えれば、被扶養側の老人が多過ぎるアンバランスが解消して、特に人口政策をする必要はなくなる可能性もかなりある。

女性は家庭に籠らずに手に職をつけて働いて自立する方が良いし、必ずしも出産する必要はない。

出産は、経済的・時間的に余裕がある人か、そうしたい強い意志がある人がすれば十分だと思える。

女性に対して産め産め言っているのは本当のところ誰なのか、よく見てみないといけない。



■欧米で急上昇する「婚外子」の割合 出産はもはや「結婚した女性の特権」ではない?
(キャリコネ - 11月30日 12:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3164014
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