ほんとうに、なんていう面白さだったことだろう。
ワタシは村上選手のSPを見ていない。
金曜日にテレビを見出したころにはもう第2グループ目で、アナウンサーの「第1グループで、村上がすばらしい演技をして現在1位である」ということを聞いただけだった。
その時、ワタシは単純に「イヤイヤイヤ、第1グループで1位っても、第2グループの選手の演技が始まったらずり落ちていくんじゃないのぉ?」などと思っていた。 ←(失礼なヤツ)
無良選手と羽生選手の滑走順は覚えてないけど、SPの無良選手の演技にはすごい勢いがあった。
「一位なのも納得!」って感じだった。
羽生選手は不本意な出来で、「やっぱり無茶だったのかなぁ・・・」と思った。
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フリーの演技で、羽生選手がやはり本調子ではなくて(彼がそれを理由にしないのは非常に立派だと思います・・・あの若さで・・・)、その後、村上選手の演技を見たとき(スミマセン、外国選手の記憶がほとんどないので、日本選手のことのみ語っています)、ワタシは背中が粟立った。
「なに? このコ・・・」って。
村上選手の演技の点数がでた時に「このコが優勝したりして・・」と思ってみてたら、本当に優勝した。
無良選手の演技は、素人目に見てても前日とは違った。
スピードがなくて、なんか重い感じがした。
・・・まぁ、あの得点には「えーっ」と声をあげてビックリしたけど。
* * * * *
フィギュアスケートのような、一人でする競技では特に強く感じるのだけれど、各選手ごとに「メンタル」「体調」「運」みたいなバイオリズムがあって、その波の頂点がピターッと一致することって、やっぱりあるんだ。
荒川静香が五輪で金メダルを取ったときも、感じたんだけど。
選手には悪いけど、「ほんとに面白いなぁ」と思う。
でもって、羽生選手が「白いプリンス」だったら、それに対抗する「悪魔のような黒いプリンス」が登場してほしいなぁ・・・というのはマンガばっかり読んでるオバサンの妄想です(笑)。
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■NHK杯は村上が優勝、無良3位
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3163594
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