SONYが1985年に出した最後の高級機です。
最近続けて聴いてきた、「柔軟な感触の機種」の真逆といっても言い過ぎでない傾向を持っています。
なぜ突然にこれかというと、へこさんの日記に触発されて突如聴きたくなったからです。
2年前の9月に専用の付属リード線を断線して、8N銅単線リード線に換えた時に驚いて日記にして以来です。リード線は8N銅単線のままで聴きます。
しかし、このスピード感、冴えと切れは当時から最近までの拙宅のシステムの質では十分に引き出せていなかった、とつくづく感じています。
これもまた、PC-tripleC効果に相違ないところです。何しろCDプレイヤーを「当面買い換え不要」とジャッジさせたケーブルですから
余談ですが、アナログの場合はフォノイコライザーを激変させたというより、カートリッジを新しくしたような聴こえ方をするのが不思議といえば不思議。
システムの質を上げるほどに、追従するどころかその能力を見せるというのは只者ではないと。
能力を引き出すのに30年近くかかるのも、これまた尋常なこととも思えませんが
当時の定価6万は高かったけれど、ベリリウムカンチレバーにアモルファスダイヤモンドコーティング。今出したらおいくら万円だ
秋葉原を散歩していて29,800円で見つけた時のときめき感は、今も記憶に鮮明です。
最近はデジタル、アナログとも低域の表現に重きをおいている機種が多いので、この感触を現行機種で求めようと思ったらAC-5くらいなのではないかしら。
なんか、急にBACK TO '80Sな気分になってきました。
次はAC-3かDL-304か、はたまたAT33シリーズか…
糸の切れた凧のようになってきました
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