ワタシはフィギュアをアマリ熱心に見るヒトではなかったので、彼女のことは「変わった苗字だな」というのが第一印象だった。
彼女の全盛期はまだ今のように「世界でも常にメダル!」って感じじゃなくて、「もうちょっとでメダルに届くかな・・?」という感じだったのではないかな。
国内の大会では常にメダル圏内にいたと思うけど・・・ワタシの印象はそんな感じ。
荒川静香選手が金メダルを取ったときも、なぜか彼女が4位にいることをエキシビションで、ボールをつかった魅力的で不思議な演技を見て初めて気づいたのでした(ゴメンナサイ)。
でも、そのプログラムはワタシを魅了した。
イナバウアーより印象に残った。
「何でよ! オリンピックのエキシビションで4位で演技してるって、すごいことやん!1位と4位ってすごいことやのに、なんでもっと村主も褒めたれへんのよ!」と、テレビの前で怒っていたのを覚えている。
その後、実力のある若手がどんどんでてきて、それでも普通なら引退するくらいの年齢になっても「スケートが好きだから」と傷んだ体をなだめながら続けてきた彼女は「すごい」と思う。
もちろん「荒川静香」も「浅田真央」もすごいけど、オリンピックについている「時間」と戦いながら(皆そうなんだけどね)、ストイックなトレーニングを続けた彼女は「すばらしい」と思う。
ワタシはこの人の振り付けが好きだった。
ご本人も振り付けを希望しているみたいなので、近い将来、あのうっとりするようなプログラムを誰か(それがはにゅならどんなにすてきだろう)が演じてくれるのを待つことにしよう。
・・・プリン、食べ過ぎないようにね(笑)
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■フィギュア村主章枝が引退を発表「潮時」
2014年11月13日 11:36 ORICON STYLE
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3139258
フィギュアスケート女子シングルの現役最年長選手である村主章枝(33)が13日、公益財団法人日本スケート連盟に「引退届」を提出し受理され、同日、東京・岸記念体育会館にて現役引退会見を行った。
引退理由について村主は「もう一度オリンピックのリンクに立ちたいと一身に小さな予選大会から頑張ってまいりました。今シーズンも年齢がひと回り違う10代の若い選手中心の東京選手権、東日本選手権に出場しましたが8位となり、全日本選手権には出場できませんでした」と噛みしめ「次期オリンピックでは37歳 競技者としてはこのへんが潮時かと思い、このような決断に至りました」と説明した。
6歳からフィギュアスケートを始め、全日本選手権優勝5回、日本人初のISUグランプリファイナル優勝、冬季オリンピック2大会連続入賞など数々の名誉ある成績を修めたが、きょう28年間の競技者人生に幕を下ろした。
今後は自身の振り付けも担当した(2014−2015シーズン)ローリー・ニコル氏に従事し、日本人としては数少ないプロのコリオグラファー(振り付け師)を目指すといい、あわせて「後進の指導に貢献できれば。夢にみたオリンピックで担当するスケーターが素晴らしい演技でメダルを獲ってくれることを目標に精進していきたい」と掲げた。
また、会見では「さみしい思いももちろんあります」と素直に胸中を明かした村主。それでも「ここからがコリオグラファーとしてのスタートの日。未来に気持ちが向いているのが心境です」と決意を新たにし「今シーズンから新しいルールになりまして、フィギュアスケートが新しい方向に向いている。ローリー・ニコルから受け継いだ技術や伝統を自分なりに斬新なスタイルで伝えていけたら」と気合十分。また、晴れ晴れとした笑みを浮かべると「羽生(結弦)選手に振り付けしてほしいと言われるような振り付け師になりたい」と語った。
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