介護生活が始まって、介護施設や介護職、ヘルパーさんたちの手を借りているせいか、彼らの労働環境というのが非常に気になる。
我が家はデイ・サービスだから夜はお世話になっていないが、終日預かっているところであれば、シフトで夜間の勤務もあるだろう。
給料はそれに見合った額が支払われているのだろうか?
シフトは彼らの身体に負担を与えすぎないように考慮されているのだろうか?
「健康な身体は規則正しい生活から」 むなしい言葉だ。
直接お世話になっているにせよ、会ったことはないにせよ、パラパラと辞めて行く人達も多いと聞く。
我が家に来る訪問ヘルパーさんに「自分は生活かかってないからいいけど、生活のかかってる人は、会社の掛け持ちして、食事もせずに頑張ってる」などという話を聞くと「イヤイヤイヤ、食事はせなアカンやん・・」と思ってしまうし「それでいつまで続けることができるのかな?」と思う。
若い人達が「介護職につこう」と思い、長期にわたって勤められるような職場ができているとは、申し訳ないけれど思えないのだ。
ある程度年齢のいったベテランさんも、元気な若い人もひきつけるような職場になっているんだろうか。
介護とか介助って、誰でもできる簡単な仕事では絶対にない。
患者さんの数だけバリエーションがあるものだと思う。
彼らは「モノ」ではない。「人」なのだ。
ひとりひとり異なる長い人生を生きてきた、尊敬すべき人達なのだ。
シンゾーが言ってるみたいに「いざとなったらボランティアの人にしてもらえばいいさ」みたいなノリでは絶対に失敗する。断言してもいい。
なぜ、こんなに気になるのかって?
介護職の人達がその職場に満足して機嫌よく働いてくれないと、他でもない「私」が困るからだ。(^^;
ささやかな「我が家」の介護生活が破綻するからだ(苦笑)
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