久々に「ブルースブラザ−ス」をビデオで見る。
キャブ・キャロウェイがいる。
ジェームス・ブラウンがいる。
レイ・チャールズがいる。
ジョン・リー・フッカーがいる。
ビッグ・ウォルター・ホートンがいる。
もちろん、ジョン・ベルーシがいる。
こんなそうそうたる面々が活き活きと活動していた時代があったのだなあ。
俺も確かにこの時代を生きていたはずなのに。
当時、彼らの息吹を十分に味わえなかったのが悔やまれる。
手遅れ。
20歳の時に、開高健と深澤七郎が立て続けに亡くなったときも同じ気持ちになったのだ。
彼らがまだちゃんと生きていたこの時代に俺はなにをしてたのかと。
またもや、手遅れ。
そして先ほどまた訃報。
この人は死なないと思っていた。
またしても手遅れ。
赤瀬川原平逝去。
なんだかちょっとありえない。
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