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2014年09月29日00:22

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博物館巡り

ぐるっとパスの期限がそろそろなので、まとめて回ってこようと思った。

それでリカンベントにナビをつけ、朝から出かける。

最初は新宿にある刀剣博物館。日本刀専門の博物館で今回は大阪の刀剣を展示していた。
あるものは大刀、脇差し、小刀のみ。刀身と拵え、鍔や小柄など。
ワシ以外の客は全員外国の方であった。観光客には人気のスポットだ。
英語で説明している案内人も居た。ただそれにしては各展示品についている英文の説明がちょっと…例えば脇差しの国光だとしたら、Wakizashi/Kunimitsu などと書いてあるだけなので…
英文の説明書もあったが、そんなにボリュームは無かった。
もっとも日本語の説明も、誰それは誰それの弟子で…とか書いてあるので判っても意味無いのかも。

次は四谷三丁目の新宿歴史博物館、ここでは企画展をやっていた。高須四兄弟…高須クリニックは関係無い。幕末の徳川家の話である。この歴史博物館の隣に屋敷があった。
そういうのをやってるかどうか確認もしないで行ったくらいだからワシはそんなに興味があったワケでは無いのだけれど、学芸員?の方が親切にいろいろ教えてくれる。すいているのだ。しかし暫くしたら大変熱心に質問する若い女性客が現れたので、ワシはその場を離れる。(^_^;)

常設展も見る。新宿界隈の歴史について模型や実体資料を多く揃えている。さすが新宿は金がある。普通の区の資料館は金を取れるトコロなどあまり無い。
本日は特別に人魚のミイラが展示されていた。無論フェイクだ。写真一枚目
他に戦後に至るまでの歴史資料があった。夏目漱石も住んでたらしく、家のレイアウト模型があった。写真の2枚目

続いて竹橋の近代美術館・工芸館へ向かう。写真三枚目
この建物は、かつて近衛師団司令部であった。戦時中はワシの母の兄が勤務していたという。背は高いが全く強そうではない人だったが…
今回は企画展をやっており、ぐるっとパスでは割引しかできないと言うが、それで本館の方のMOMATコレクションも見れると言うコトで800円払って、「青磁のいま」を観る。
現代の作家が焼いた青磁である。骨董の青磁がどんなに優れていようとも、くりかえし試みれば新たな地平は開けるモノだと感じた。

続いて本館…近代美術館…正しくは、工芸館の方もそうだけど、東京国立近代美術館だ。
このMOMATコレクションが安い割にボリュームがあった。
特に藤田 嗣治の作品がわりとあって重かった。
ここでは日本画の菱田春草展もやってたのだけれど(別料金)そっちも観たかったが気力が絶えた。w 11月の初めまでやってるようなので後日改めて来ることに。
博物館はそれほどでも無いけれど、美術館というのは沢山観ると随分気力を消耗する。
まあ、良い美術品が多ければ…だけど。w

それで疲れたし、それに結構時間を費やしてしまったので、科学技術館はパスして、九段下の昭和館に行く。昭和館(戦中戦後資料館)はついぞ今まで行ったことは無かった。
ここにはネトウヨも来ない。連中は惨めな事実はお嫌いだし。
他に来る人も居ないのでとても空いてた。九段下の交差点は人通りも多いのに。
隣の軍人会館…いや、九段会館も311の天井崩落をうけ閉鎖されたままで寂しい限りだ。

大曲の印刷博物館は前にオフで行ってるからパス。林芙美子記念館に向かうが途中で時間切れを悟り諦めて帰路につく。走った距離は30キロそこそこで大したコトは無いが疲れた。


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