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2014年09月15日11:27

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ハーレーと言ふのりもの

わたしハーレー買っちゃいましたよ…と、昔の職場へ出入りしていた業者の人から言われたコトがある。それまでバイクなど乗ったことのないような人だ。駆け出しの頃カブに乗ってたようだが。
バイクを乗る人(ワシ)なら判るでしょう。凄いって言ってよ〜。ってな気が伝わってくる。
まあ、その場では高かったんでは無いですか?とか、重くて取り回しが大変でしょうとかは言ったけど、正直アレには何の魅力も感じない。
ハーレーのVツインのエンジンは、作られた当初は画期的な性能を誇っていた。
レースでも常勝の車種であったのだ。
アメリカンドリームの象徴でもあった…それだからこそ適当に切り刻んで(チョッパー)改造したバイクがヒッピー文化に取り込まれもしたのだ。まあ、ベースバイクの選択の余地も無かったとは思うが。

普通のバイクは、軽量で高性能…加速性能を上げ、コーナリングの安定性を高め…速く走れるようにのみ進化してゆく。まあ、ハーレーももちろんそうであったのだが。
しかし、四輪車の嗜好をみてもアメリカと言うところは奇妙なデザインセンスがある。
どこまでも続く平原とまっすぐな道と言う環境もあろうが、経済的、軍事的には巨大なアメリカと言う国が、その背景となる歴史と言う根拠を持たないがために、奇をてらった方向へ走ったと言うのもあると思うのだ。

近所に住む人にもハーレー好きは居る。また今回の事故のような団体がSAあたりにたむろしているのは時折見かける。
元よりスポーツ走行用の車体でないから、誰も操縦技術は高くなく、高齢になってから考え無しに購入しているので、倒れたバイクを起こすテクも持って無い。300キロクラスの重さがあるからね。センタースタンドを上げられない人も居る。
そうそう。ワシは倒れたハーレーを起こすことはできる。アレは腕力ではなくちょっとしたコツなのだ。b もちろんスタンドもかけられるし。
彼らがハーレーを扱えてないのは明かで、無論周囲の人々は軽蔑或いは迷惑のまなざしで彼らを見ている。しかし、彼らにはソレを羨望と思い違えるだけの老人力がもれなく備わっているのだ。バイクの扱いはともかく、彼らは年齢を重ねてそれなりの社会的地位もあり、金もあり、偏屈も備わっているので周囲もあまり親切なアドバイスはしないだろう。

自分で修理なんてしないし実用的な知識は学ぼうと思わないので…ハーレーに関するオタクな知識はある…ちょっとした故障でツーリングから帰れないバイクが続出し、修理屋は出張費をせしめる事ができる。まあそこら辺の事情は斟酌するが、少しは危険を教えてやってもいいんでないかと…

或いはセグウエイ的に自動で姿勢制御、ABSはもちろん、アクティブセーフティーとかエアバッグとかそこらへんをもう少し充実させてやればいいのでは無いかと思う。


■隊列のハーレーが次々転倒、男性1人死亡 群馬の関越道
(朝日新聞デジタル - 09月14日 21:34)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3052944
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