今日は、アイエスエフネットライフという、
企業さんがやってらっしゃる就労移行支援の体験に行ってきました。
2日間の体験で、今日が1日目です。
就労移行支援とは、
・身体障害
・精神障害
・精神疾患→僕は抑うつなので、これに該当
……の方が使える、福祉サービスの一環です。
どんなサービスかというと、
細かい内容は事業者さんによって異なりますが、
擬似的な職場体験ができます。
なぜ擬似的な職場体験が必要なのかというと、
病気や障害を持った方が、
治療もひと段落して、
さぁ働こう!!
……と、なっても、
いきなりフルタイムで働けるかと言えば、
なかなか難しいケースが多いからです。
人によって課題は様々ですが、
・規則正しい生活リズムを身につける
・人とのコミュニケーションやビジネスマナーを習得する(思い出す)
・ストレス耐性をつけていく
といった、基本的なところから、
実践的な部分は事業者によって異なりますが
・wordやExcel、タイピングといったITスキルを身に着ける
・資格を取る(勉強をする)
・実際の職場で、仕事の一端を体験する(スーパーで商品陳列したり、ソフトのインストール作業をしたりetc)
そうして、
一歩ずつ、社会復帰への練習ができるのです。
最大で2年利用できます。
その後は、
就職する方もいらっしゃいますし、
就労継続支援A型、という制度を利用する方法もあります。
就労継続支援A型は、福祉の枠ではありますけれども、
実際に企業と雇用契約を結んで、
給料を貰いながら、より実践的な訓練を受ける場です。
僕はまだこの段階にはないので、ここで詳しくは触れません。
さて、今日は初めて、就労移行支援を体験してきました。
スーツやビジネスカジュアルの格好をして、
(僕はビジネスカジュアル)
朝礼や昼礼で身だしなみチェックや挨拶の練習などもしつつ、
10時〜15時まで、
昼休憩のほかに、10分休憩とかもはさみながら、
Excelで資料つくりをしました。
(作業内容は、人によって異なります。
その方のスキルやニーズに合わせて、対応して下さるのです)
僕は関数を使った表の作成や、
簡単なグラフを制作。
……うん、久々に”仕事スイッチ”が入りました(笑)
午前中の最初は、
頂いた課題をきちんと終えられるかが不安で、
休み時間もちょこちょこ作業したりもしたんですけど、
「焦らなくて大丈夫ですよ。
課題を終えられるか、ではなく、作業に慣れることが大事ですから。」
と、暖かい笑顔と共に言って頂いて、ひと安心。
少し、肩の力が抜けました(^^)
仕事してた時は、仕事に追われるのが当たり前だったので、
”これはリハビリなんだ”
という意識に変わるのは、
ちょっと時間が掛かるかもしれません。
ともあれ、休憩時間は普通に休むなり、
軽くストレッチするなり、
ネットニュースを見るなりして、
課題は、やっぱり制限時間内に終わらせたいので、
一生懸命にやって、
……という感じで、あっという間に15時を迎えました。
課題は、頂いた分はきちんとこなせたので、
特にモヤモヤすることもなし。
スタッフの皆さんも、利用者の皆さんも親切丁寧なので、
分からないことはきちんと聞けましたし、
自分で調べるべきところは自分で調べて解決できましたし、
充実した時間でありました。
新しい知識を得て、できることが広がるのは楽しいものです。
あくまで課題をこなしただけですから、
仕事をやった!!!!……というほどの充実感はないですけれど(^^;)
うん、でも、一歩ずつ確実に、が大切ですからね。
うつは、失敗すると症状が20歩、30歩と後退したりするので。
家族にも心配かけてるし、
できることから、一歩ずついきます。
後は、今日という日のストレスが、
僕にとってどんなもんなのか、です。
今回、体験してみた理由は、
就労移行支援の内容を知りたいから、ではなく、
就労移行支援をやってみたら、
俺はどこまでできるのか、知りたかったから、です。
特に、自分がどれくらい疲れているのか、
当日は自覚しにくいのが僕の課題の1つ。
今のところは大丈夫っぽいけど、
明日起きたらどうか、です。
「キツイと思ったら、連絡くれれば、午後からとかでも良いから。」
と言って下さってるので、
僕のカラダと脳みそがどういうリアクションをしても、
特に心配とかはないんですけれども。
どうなんのかな。ちょっとどきどき。
エネシフみやぎの総会・懇親会で出会った小野澤さんの言葉を思い出して、
鏡で自分の顔をチェックします。
……うん。ちょっと疲れてるかもしれないな。
でも。まだいけそう。
念のため、今日は早く寝よう。
そんなこんなで、
皆様のおかげで今日も僕は幸せです。
皆さんも、お体に気をつけて、今週もお過ごし下さいますよう。
ではでは!!
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