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2014年09月08日12:35

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ヤブ蚊はどこから来るのか

新宿御苑は有料なので閉鎖といっても単に営業しなければいいだけなので簡単だ。

確かに公園などの藪の中には蚊は居る。しかし家でも蚊は居る。網戸を閉めていてもどこからかやってくるものだ。
庭先や側溝など気を付けていてもすべてを管理できているワケでも無い。
空き缶一つでもボウフラは涌くのである

都会の裏通りでどぶ川のような悪臭にふと出会うことがある。
辺りは綺麗なブティックやレストランなのに…である。コレは建物を建て替えたり改装している内に残された下水管や、雨水の排水路を下水管に…

そうそう。都会とそれ以外では雨水の処遇が違う。都会では雨水と汚水は分離されている。道路の側溝の水は屋根からの雨水などとあわせて雨水管を通って河川に放出される。
汚水は下水管を通って下水処理場へゆく。だから建物に降った雨水は雨水管に流すのが正しいのだが、配管が通るスペースが無くて…或いは単に面倒で下水管につないでしまうケースがある。そうすると下水道の悪臭が逆流してきたりする。
また渋谷川のように下水と雨水が同一の構内を並んで流れて居るケースもあるし、神田川に汚水を(配管が間違ってて)流していたというのもあった。

建物の改装のたびに残された配管や、間違った接続、詰まったまま放置された管、そして滞留する汚水…都会の裏側には、植木鉢の受け皿の水などよりはるかに多くの蚊の養殖場があるのである。実体が把握されていないので消毒も防虫もできない。
そういえば数年前に新宿の地下の漫画喫茶に行ったら、やたらに蚊が多く各部屋に殺虫剤、蚊取りなどが置いてあったところがあった。
店も対策はしているのだろうが、簡単には防げないのだ。

そしてやっかいなコトにそういう場所は冬でも暖かいところが多く、冬でも蚊が発生しているケースがある。そう。こういうトコロにデング・ウィルスが来たら10月には活動が終息なんてコトにならないのだ。そしてこういう場所は代々木公園、新宿公園周りにはいくらでもある。
更には、そういうエリア同士は下水や雨水管はもちろん、地下共同構とか地下道や地下鉄などによっても広域で接続されている。そしてそういトコロにも滞留水は当たり前のように存在する。

ワシのこの考えが単なる知識不足による杞憂であれば良いのだが…

デング熱拡大で新宿御苑を閉鎖
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3042894
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