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2014年08月25日17:09

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【リハビリ期】

仙台に帰ってきて、2回、通院しました。
僕の抑うつ病という側面も、だいぶ安定してきて、

・薬を飲んでいる、(特に、睡眠導入剤はありがたい)
・ちょっと人より疲れやすい、
・リズムを崩さないように、21時、22時くらいには寝る(お盆や正月くらいは、例外だけど)

……みたいなところはありますが、
それ以外は、わりかし普通に暮らしていて、

「そろそろ社会復帰を目指したい」

というのは、よく日記にも書いてますが、
……うん、何か、できることからでも始めたいという想いがあります。

そこで、前回の通院の時に、ケースワーカーさんと面談をしました。

ケースワーカーや、ソーシャルワーカーという肩書きをお持ちのその方は、
社会復帰するにあたって、何らかの障害を持ってる人なんかに、
使うと便利な制度や、その人に合った施設を紹介するのが仕事をなさっています。

具体的には、知的障害や身体障害、そして俺が該当する精神疾患をやっている場合に、
”福祉”という枠で使える、就労支援施設みたいなものが自治体ごとにあります(仙台にも、たくさんあります)

「今、どんな仕事をしたいか、仕事に対する条件みたいなものはありますか」

「規則正しい生活が送れる仕事が良いです。なぜなら、(うつの)再発が怖いからです。」

……よくあるタイプとして、
誰かに背中を押してもらうくらいが丁度いい方と、
ブレーキをかけてもらうのが丁度いい方と居らっしゃるそうですが、

僕は、後者です。

人に喜ばれるのも好きなので、頼まれると、頑張っちゃう(笑)

システムエンジニアの仕事でも、「お世話になってる先輩・上司の負担を減らしたい」みたいな気持ちがあったし、

理学療法士の専門学校時代にも、「友人の役に立ちたい」っていうので、勉強を教えたりとかしていて、

身を削っているという自覚は多少あっても、
そういう自分が嫌いではないし、
そのときは、大変でも楽しかったりもします。
(さすがに、追い込まれれば、ヤバいと感じるけど)

……なんて話をしていると、ケースワーカーさんから鋭い指摘を受けます。

「快感を感じちゃってるんですね。だからブレーキが効かないんですね。」

……なるへそ。
確かに、その通りです。

”誰かの役に立ってる”

とか。

”限界にチャレンジして頑張ってる”

とか。

好きなんですよね。

だから、いつの間にか、限界を超えている。

そうでなくても、”楽しいと、ブレーキが効かない”ってのは、僕のキーワードだなと感じました。
子供か、俺は(笑)
でも、現実だかんね。ちゃんと受け止めないと。

「楽しい、と感じるときに、ブレーキをかける訓練とかすると良いかもしれませんね。」

……うぅ、それはなんか嫌だなぁ。(^^;)

でも、やり過ぎて疲れてダウン……というパターンも良い加減、卒業したいというか、
再発は絶対にしたくない。

「他にも、成果ではなく、時間で区切るというスタンスで、仕事や趣味を行うという方法があります。
 特に趣味で没頭してしまうとかであれば、アラームを設定しておくとか。」

おお!それは良いかもしれない。

とはいえ、

「訓練して直る部分あれば、どうしても直らない部分もあります。それは仕方のないことですし、
 そういう場合は、”無理しなくても良い環境”を選ぶ、という選択肢もあります。」

うん、色々試しながら、
その都度、自分の回復具合に合った環境を選ぶことができるようです。ありがたい。

他にも、
・当日はあまり疲れていることが自覚できない(翌日になって、疲れたりする)

という悩みがあったのですが、

「疲れのサインというのは、自分では気づかなくても出ていると思います。それを見逃さないように意識していくことが大切です。」

とのこと。

「”回復期、6割”という言葉があります。できることの6割くらいの行動に抑えましょう、という言葉です。
 6割って、けっこう少ないですよ。我慢が必要です。」

……凄いですね。ケースワーカーさん。
一体、どれだけの人と向き合って、アドバイスしてきたんでしょう。

僕はけっこう、根が面倒くさがりというか適当なので、

やると決めたらガッツリやるし、
(最近だと、筋トレとウォーキング始めたら、疲労骨折しそうになったり)

やらないときは、本当にやらない(笑)

”適度にやる”というのが、苦手なんです。さじ加減が、下手くそ。

そういう部分も、上手くなったらなぁと思ってます。

、、、

そんなこんなで、今日は、就労移行支援などをやっている企業の見学に行きました。

やはり、言われるのは、

「焦らず、一歩ずつやることです。
 最初は週に2日とか。
 時間も、短めにやるとか。」

そうやって、
ストレス耐性、体力、自信、生活習慣、ビジネスマナー、身だしなみ
といった基本を、少しづつ取り戻していくのです。

無理すると、やはりつまづいたときに、症状が20歩、30歩と後退してしまうので、
できる範囲で一歩づつが大切とのことです。

それでも、負荷をかけるわけだから、当たり前だけど疲れるし、
そうした疲れを、カラダからのサインとしてちゃんと受け取って、
次にどうしていったら良いかを考えていく。

そうした基本がしっかりしてきたら、
PCスキルとか、資格の取得とか、実際に職場の一端を体験したりといった、
社会復帰のための能力を身につけていきます。

最長で2年利用できる、とのことですが、
やはり一歩ずつ、が大切とのことで、早くとも1年数ヶ月……という例が多いようです。

思ったより時間がかかるんだなぁ。というのが率直な感想です。

……でも、良いところだなと思いました。

やはり、大学時代から何度も再発しているのが俺の現状であり、
回り道に思えても、それぐらいしっかりとやってくれる環境があると、安心です。

実際に僕がこういう施設を利用するのには、色々と踏まなければいけない手順があって、
1ヶ月くらいはかかるみたいですけども。

うん、焦らず、一歩ずついきます。

まずは、来週の診察&ケースワーカーさんとの面談で、
今日行った施設の体験入所を相談するつもりです。(2日に渡って、体験できるらしい)

とりあえず、今の自分が職場に近い環境に行ったときにどうなるのか、
まだ全然分からないので、お試しに。

なんにしても、今回分かったことは、

僕は、

「とにかくゆっくり休め」

という休養期は、どうやら終わったみたいで、

これからは、

「すこしづつ、アクションしてみる。」

というリハビリ期に入っている、ということです。

うん。それが分かっただけでも、良かった。
先が少し見えて、安心したのもあります。

後は、、、


バンドしてえ。(笑)


生活費も入れずに、親のすねをかじっているのが現状なんですけど。

そんな現状で、好きなことやって良いのか、という葛藤がもの凄ーーーーくあるんですけど。

周囲に相談しながら、進めていこうかなと思います。

やるとしたら、俺にとってどんな活動スタイル・ペースが良いか。
相手もそれが可能か。

いろいろ手探りですけど、やってみたい。

回復期、6割かぁ。。。難しいですね。調整が。

家事やリハビリ……やるべきことをきちんとこなしつつ、
やりたいことも適度にやるのが理想……なのかな。

んーーーー。

一人で考えても、モヤモヤしちゃうし、やってみなきゃ分かんないわな!!

そんな感じで、一歩ずつやっていきます。

なんだかんだで、家族や友人達のおかげで今日も幸せです。

皆さんも、日々、お身体に気をつけて。。。
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