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2014年06月16日11:29

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6/14(土)の日記

昼の西新宿。

サカサマギフトというバンドを一緒してた、Gt.あつし氏こと佐々木ちゃん。
狂犬リリィというバンドを一緒してた、Vo.速兎。
大学時代からの友人、○×とうふ店こととうふちゃん。

と、僕の4人で集合。

今日はスタジオセッション!!
僕にとっては、2年ぶりくらいのスタジオ。

楽しみ過ぎて、重い機材を抱えているにもかかわらず、15分前に到着した僕(笑)

同じく、10分前に速兎。
もうちょっとして、とうふちゃん。
5分前には、佐々木ちゃん。

……みんな早い(うれしい笑)

スタジオに入る。
僕にとっては2年ぶりくらいのスタジオで、セッティングに手間取る(^^;)

そうして、セッションスタート。
僕が打ち込んだドラム&弾いたベースを録音したものに合わせて、
まずは肩慣らしに、LUNA SEAのTONIGHTをやってみる。

うーーーん、リズム隊は俺が狙ってたほど、迫力が出ない。
実力不足だ!!反省。

ともあれ、今日のメインはセッション。コピーではない。

アンプも温まってきて、ギターも調子が出てくると、
なんだか知らないうちに曲が1曲できた。

なんとかG。(なんだっけ(笑))

俺がGコードをベースに展開する、ディープ・パープルみたいな、ロックなバッキングを弾いてたら、
速兎が黒人さんみたいな、太くて渋い、良い声を出してくれて、
なんか知らんけど、やったことない色が出て、カッコイイ(笑)

「良いね。」「いけるね。」

謎の手応えを感じた俺らは、
更に、Dコードをベースに展開する曲を模索する。

……それが、デストロイ(笑)

いや、凄い爽やかな曲なんですよ。
僕がDコードにテンションコードを載せて展開すると同時に、
佐々木ちゃんがルートで動く。
そこに入る、やさしい声で、「デストロイ〜♪」というコーラスワーク。
Vo.の速兎は、「ご〜み〜箱〜にポ〜イ〜さ〜♪」という感じのサイドメロディを奏で、
デストロイという言葉と絡み合う。

とにかくポップで、
歌詞とのギャップが、なんかもう、ある意味ひどいんだけど、面白くてたまらない雰囲気をかもし出す。
……これは、ボーナストラックにぴったりだね(笑)

と同時に、このメンバーに、NGという言葉はないのだと実感。(^^)

……と、ここで、速兎からメロディが生まれる。
「ハッピーバースデイトゥーユー♪ハッピーバースデイトゥーユー♪」

佐々木ちゃんが動き出す。
切なくも爽やかな、僕とは違う、理論にきちんと基づいたコード使いで、
しっかりした歌モノができ上がる。

俺もそれに合わせ、リードギターを入れたり、クリーンのアルペジオで、曲の雰囲気を広げる。

速兎は止まらない。

”40歳の独身女性が、たった1人で迎える誕生日。”
”切なさで押しつぶさせそうになりながらも、最後には吹っ切れ、強く前に向かっていく”

というストーリーを一瞬にして練り上げ、メロディと歌詞を紡いでいく。

……これは凄い。

佐々木ちゃんの歌モノのコードワークに、

演歌とも言えるような、情緒溢れる速兎の世界観が重なる。

サビには吹っ切れて、まっすぐ前を向くメッセージが篭った、ハッピーバースデイトゥーユー。

これは、作り込んだらA面いけるかもしれん。凄い化学反応。
なんというか、本当に、このメンバーじゃなきゃできない曲だ。

そうこうしているうちに、
2時間というスタジオ時間も終わりが見えてきた。

「意外と作れるもんだね」「だね(笑)」
「この勢いなら、もう1曲くらいできるんじゃない?」

そこで、俺。「なんか重い、激しいのやりたい」

と言い出し、重くて激しいリフを弾き始める。

Aメロも感覚でつむぎ出すと、

速兎も、デスボイスで乗っかる。

俺「サビはメロディアスにしたいな」

佐々木ちゃん「したら、こんな感じどう?」

俺「あ、良いかも。……こうか?……いや、こうだ!!これが良い!!」

みたいな感じで、流れができた。
なんつうか、スクリーム系のエモみたいな。
細かいコード展開は、もうちょい佐々木ちゃんと詰めたいな。

そんなこんなで、2時間のセッションは終了。
荒削りながら、4曲もできたのはビックリ。

佐々木ちゃんと俺とは、サカサマギフトでオリジナルを一緒にやってた相方同士なので、
色々できっかなーとは思ってたけど……

驚いたのは、速兎の瞬発力。

斬新なというか、個性的なというか、
パンチの効いた言葉を瞬時に選んできて、驚かされるし、
声色(こわいろ)も、曲によって上手く使い分ける。

なんちゅうか、意外なところを突いてくるのです。
改めて、独特なセンスを持つ男だと実感。

、、、

その後は、4人でカラオケに突入。

実は、佐々木ちゃんとカラオケに行くのは、初めて。
優しい歌声でした。

選曲も、最初は斉藤和義とか、ウルフルズとか、
あ、ミッチー氏に近いなぁ……とか思ってたけど、
LOST IN TIME とか、
俺の知らないシンガーソングライターさんとか、
レキシとか、
をお!!?という選曲が出てきて、楽しかったです。(^^)
知らなかった良い歌を、たくさん教えて貰いました。

速兎は、さすがのVo.ぶりでした。
良い声。良い歌いっぷり。
付き合いの長いとうふちゃんも、速兎の歌をじっくり聴くのは久しぶりらしく、
その成長に驚いていました。
俺も、負けてられないぜ。

、、、

3時間ほど歌って、居酒屋へ移動。

佐々木ちゃんがスタジオを一部録音してくれていたので、
それを聴きながら、
「この曲、もっと詰めていきたいねー!」
なんて話で盛り上がったり、

速兎、佐々木ちゃん、俺の3人のユニットを

「mimin trail factory(ミミン・トレイル・ファクトリー)」

という名前まで決定し、今後の展望を話し合ったり。

……やー、バンドって本当に面白いですね(笑)
1人でやってたら、「バカじゃねえの?これ。」みたいなアイデアが、
みんなでやると、「何これ、ちょっと面白くない?(笑)」みたいに膨らんでいく。

俺と速兎のコラボレーション企画も、
俺が7月末くらいで関東を離れるかもしれない……というのがネックだけど、
せめて、新曲「つばさ」だけはカタチにしたいね!って話をしたり。

後は、ボイストレーニングをずっと続けてる佐々木ちゃんから、
歌について色々とアドバイスを貰いました。

そして気づいたこと。

俺は、自分が今どうやって歌っているのか、全然わかってない。
(感覚でやっていて、自覚していない)

例えばカラオケで。

LUNA SEA歌ったり、
Char歌ったり、
超飛行少年歌ったり、

全部、歌い方は変えてるんですけど、
僕が意識してるのは、”結果として出てる声”なんです。

でも、佐々木ちゃんには、

・喉がどんなカタチになってるか
・口はどんなカタチになってるか
・カラダのどこで共鳴させてるか
・喉に力が入ってるか、ハラに力が入ってるか
・ブレスは、腹の奥から吸ってるか、それとも胸から吸ってるのか

……みたいな、”どうやって”その声を出しているのかが、ちゃんと分かるみたい。

そして、俺は分かってない。

これが、凄く重要なポイントだと気付きました。

俺は、もっと巧い人の真似をして、色々な歌い方を身に付けようと考えているのですけど、
それも、

”どこをどうやって真似するのか”

”今の自分がどうで、結果、何を変えれば良いのか”

……が分かってないと、あまり意味がないというか、応用が利かないなと。

もっと、自分のカラダに耳をすませて、
自分がどうやって歌を歌っているのか、研究することにしました。

結局、楽器と一緒なんだなと。

どうやって弾くかを研究すると、
他人の音源を聴いても、どうやって表現しているかが分かる。
だから、耳コピできる。

歌も、どうやって歌うかをちゃんと研究すれば、
耳コピも精度が上がるし、
「こんな歌を歌いたいなぁ」
って思ったときにも、
具体的にカラダをどうすれば歌えるかが分かるはずだ。
(今までは、それを”なんとなく”でやっていた)

……課題はいっぱいだ(笑)

ともあれ、一歩ずつやっていこうと思います。

歌。

奥が深いぜ。

ともあれ、最高に楽しい1日でした。
みんな、ありがとう!!!
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