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2014年05月19日00:13

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イスラエル旅行(追記)

そうそう。初日にベツレヘムへ行き、午後ヤド・ヴァシェム(ホロコースト記念館)へ行ったんだっけ。
何だか記憶がちょっと乱れてました。
最終日は、ちょっと買い物をして帰りました。土産は主に自分たち用で菓子類とか食品ですね〜。w

ヤド・ヴァシェムに話を戻すと、正直、そんなに興味があったワケでもありませんが、観光客でもあるし、キリスト教徒でもあるし、ユダヤ人の気持ちというのも知る責任があるような気がして。
記念館のあるヘルツル山へはトラム(路面電車)で行きました。
冷たい雨の降る中、たどりついた記念館は収容所の建物を模したか三角柱を横に倒したようなそれほど大きくない建物でした。展示品や写真が静かに並べられ、激しい表現をさけてただただ数字を書いてありました。
カメラは持っていましたが撮影禁止でもあり写真は残していません。残してもしょうがないような気もしますし…
あまりに重くて言葉になりません。詳細と言う程のコトでも無いですが3月29日の日記に書いてます。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1923975254&owner_id=1673188

とは言え、イスラエル建国により土地を簒奪され迫害を受けているパレスチナの人々が彼らを苦しめたワケでは無く、パレスチナ人が不当な扱いを受けるいわれもまた無いとも言えます。
私たちの世代では、「パレスチナ」と言う言葉には「ゲリラ」と言う言葉が続くモノとして予めテロリストとして悪の枢軸に定められていました。
それが、そういう考えで終始すべきでも無いと思えるようになってきたのはいつ頃からでしょうかね。

イスラエルが中東の地にあって、イスラムの完全な支配下にある状態はキリスト教徒にとって好ましい事態ではありません。
そこで彼の地をユダヤ人に管理させて置くというのはキリスト教社会にとって合理的かつ説得力のある解のひとつだったのでは無いかと思います。
いつの時代でもユダヤ人は嫌われ役をあてがわれて来たのかも知れませんね。
無論、シオニズムはヘルツルらユダヤ人によって始められた運動ではあるのですが。

現在もパレスチナ国家承認の話は流動中です。
この話の行き先如何でイスラエルの治安も変わってくるでしょう。

こうした歴史について私はそう詳しくもないし、よく本を読んでいると言うほどのコトもありません。
とは言え、キリスト教徒のはしくれとして一応は考えておくくらいはした方がいいと思っています。

そういう意味においても今回のイスラエル旅行は、知識に重みを与えてくれました。
また無論、慣れ親しんだ(w)聖書に出てくる単語が実際に手に触れられると言うのは大きな感動です。
たくさんのキリスト教徒が世界中からやって来て、そして今までの千年以上の間も同じように訪れて来ていたのだと思うと、神ならず神を信じる者の大きな力を感じます。
キリスト教の中の宗派や、イスラム、ユダヤ教など別のそして近い宗教について学ぶ機会でもあります。

観光客としていろいろ見て回りましたが、教会にある様々な建築や装飾を見ると、日本の仏教寺院にあるような芸術的価値のあるような工芸品はあまりありません。
つたない細工のモノが多いのは、工芸が発達していないため?
ヨーロッパの教会にはもう少しましなレベルの装飾品があった気がします。
そうそう。イタリアとかに行けばもっと優れたキリスト教宗教遺物が見られるでしょう。
イスラエルで見るのは装飾ではなく、歴史そのものなんでしょう。w

現状イスラエルは渡航を延期するコトを勧告されてるんだったかな。ともあれ決められたエリアを除くと危険な場所です。そうで無くたって、いつ危険な状況になるか判りません。

今回の旅行は連れ合いの友人からの招待だったのですが、その友人が是非にとクリスチャンである私が行けるように誘ってくれたのだそうです。
連れ合いも、どっかの旅行者にイスラエルは面白いよと聞いていたので行く気になったそうです。
実際私は英語含む語学がさっぱりで、旅行中は連れ合いの世話になりっぱなしでした。
その割にちゃんとキリスト教について説明もできず(知らないコトが結構多い)ガイドとしてもあまり役に立てませんでした。w

まあ、何はともあれ、とても面白い場所なので是非行ってみることをお勧めします。w
そしてやはりキリスト教にある程度の造詣があればもっと楽しめるのは間違い無いです。

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