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2014年05月16日00:08

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イスラエル旅行記3

3日目には古代史博物館へ行きました。
この地域には国会議事堂やヘブライ大学などもありますが、エルサレム中心からは西に少し離れた緑多い郊外となります。
例によってバスを利用しました。バスにはユダヤ系バスとアラブ系バスがあります。
ユダヤ教にはシャバドと呼ばれる習慣があり、金曜日の夕方から土曜日の夕方まで何もしてはいけないと言うものです。
従って、この間は銀行や商店、レストランなどはもちろん、鉄道やバスも止まります。
しかし、それはユダヤ系のところだけなので、アラブ系の商店やバスは動いているワケです。
エレベータは一旦上まで行ってから各階に自動的に止まり、オートロックは開きっぱなし。
家でも火を使えないため調理ができません。まあ、基本休息しているようですが。
シャバドの間にも時間を惜しんで観光客は動きたいので、我々は土曜日はガリラヤへのツアーを申し込みました。

この日は金曜日でした。午前中はいいのですが、帰りにシャバドが始まってからはアラブバスに乗らないと帰れません。
アラブのバスに乗っていると、表示がアラビア語になっています。そんでアナウンスも何を言ってるかもちろんさっぱり判りませんが、「ハナ、ハバ〜」と言って、これは多分「次の停留所は〜」と思われ 「なんたらst. なんたら」と言う言い方をしている気がします。
つまり京都と同じで「烏丸・三条」みたいな感じで、通りの名前と、交差する通りか、地域を言ってる気がします。バスの運転手は英語を理解しません。

ヘブライ語もアラビア語も何だか、音節の切り方が日本語に似ているような。
ぼんやり聞いてると日本語に聞こえてしまうコトも。
また、ヘブライ文字もカタカナが書いてあるようにも見えます。

さて、まずは死海文書館

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この建物にもちろん死海写本のオリジナルが保管されているワケではありません。
しかしレプリカがあり、同時に発掘された資料が展示されています。
この白い建物は、死海写本が発見されたときに入っていた壺の蓋を模しています。
建物の本体は地下にあり、この部分は周りから水がかけられ続けています。
中は撮影禁止なので写真はありません。
丸い部屋に展示物が円周上に並べられています。また、中央部には発掘現場の模型があります。発掘場所は死海の北西の遺跡。

次に行ったのはイスラエル博物館で、ユダヤ文明に限らず、ここらへんの古代文明を網羅する博物館となっています。
これは、芸術作品。w

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メソポタミアとかその辺の関係だったかな。

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確かロスチャイルド家の一室を再現したもの。

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ユダヤ文化の民族衣装とかの展示はなかなか面白く見られました。
午後からは再び、旧市街へ。

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これは旧市街の外側から見た図です。
市街の東側にあるヤッフォ門辺りです。この右は幹線道路なのですが景観を邪魔しないように半分地下に潜っています。

この壁も教会も一般の建物もすべて1種類の石でつくられています。
昔も今も、イスラエルのどこを掘っても出てくる石を使って建物を作るルールになっているそうです。大きな岩で大きな建物を造り、小さな石で普通の家や道路を造る。
それで一様で統一された雰囲気になって居るワケです。

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この部屋が何かと言うと、最後の晩餐の部屋。そういえば柱が…そんなに広くは無いです。
猫が住んでました。

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マリア永眠教会
地下に横たわるマリア像がある

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こんな狭い石の門を車が無理矢理通る。w

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鶏鳴教会。ニワトリが三回無く間にお前は…
ゲッセマネで捕らえられたイエスが一晩留置された場所。
ペテロが「知らない」と嘘をついた庭でもある。

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市街の普通の住宅地。


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