mixiユーザー(id:20270607)

2014年04月18日23:02

49 view

【介護】『認知症』 のこと (その6)

やっちゃいけないこと・・・(多分)

忘れることは何回繰り返し言って聞かせても忘れます。
「覚えていてほしいことは忘れる」けど「忘れていてほしいことは覚えてる」のはお約束です。
それは覚えておいたほうがいい。

そして、絶対に「相手を否定」しちゃイケマセン。
「〜しちゃダメ」、「それは違うでしょう」、「なにやってるの」等々、言いたくなるのはわかりますが、それらの言葉を聴いた途端に相手は逆上します。
顔つきかわるから、ホンマに。

『認知症』患者自身が一番不安なのだと思う。
「自分がこれまでとは違う自分に変わっていく不安」、どこがどう、と指定はできないけど「なんか以前とは違う」ことは、おそらく周囲より本人が一番分かっているんじゃないだろうか。

 * * * * *

ハハは前頭葉と海馬がほとんど無くなってる、といわれました。
「前頭葉」は「モノゴトを論理的に考える」働きをするので「こうだからこうなる」という発想ができなくなる。
「海馬」は「記憶をつかさどるところ」だから、「新しいことを覚えられなくなる」らしい。

ハハも大体それを踏襲してるんだけど、必ずしも「新しいことは忘れているか」というと、そうも言い切れないところが困る(?)ところ。

普段は目にはいってない「日付をかいたボード」も、認定調査の調査員が来た時には「アソコには今日の日付が書いてある」って思い出して、巧妙にカンニングしたりする(笑)。

毎日ワタシが、ハハのワガママを流すために使っている定番の会話があるんだけど、ある日突然その落ち(笑)に鋭い切り替えしがやってきたりする。

人間の頭って脳って、本当に不思議だ。
こんなことで感心したくはなかったけど、それでもやっぱり感心する。
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する