……まあ、負けたからってもらったゲームをくそゲーよばわりはどうかということですね。
後になって考えてみると、リスクは増えますが救出したパイロットも一緒に同じへクスへ集まれば、指揮範囲外でパニックになることは防げましたから、そうすればまだ戦うこと自体はできたと思います。ただ、怪我人が多いのはとにかくネックで、こうなるとなにかと行動に制約がつきますから、やはり競り勝てなかった可能性はあります。
とはいえ、ラストで漫然と撃ち合いをやってしまったのは、やはり問題で、ある程度まで状況の見通しがついてきたならば、とにかく新しい方策をひねり出して、主体的に現状を打開していかなくてはいけません。そのためには、適当にコーヒーブレイクを挟むなり、休憩の入れ方も工夫しないといけないと思いました。実際の戦闘には、そんな余裕はないでしょうけれど。
戦闘そのものについては、やはり、待ち伏せのゲームだけあって、基本的に先手をとられるのはもう仕方がないかと思います。たしかにこの分隊はPCが低くてとにかく先制攻撃を受けてばかりでしたが、これが多少よくなったところで半分も先手はとれないわけで、まず第一撃をくらうことは覚悟しないといけません。そこからいかに早く立ち直って反撃に移るかということであって、そういう意味でいえば初撃による損害は折りこんでいかないといけないというか、基本的には自身の身を削りながら敵を見つけては殲滅するゲームかなと思いました。
先手をとられにくくする、先手をとられても損害を抑えるという意味では進入ルートはかなり重要だと思います。今回のルートは当初のプランとは違ったものになってしまいましたが、結果として良好なルートを選択できたと思います。次もこのルートでいくつもりです。
損害を許容しつつ任務を進めていくということからすれば、一回のプレイで任務にまつわるすべてのイベントを解明するのはきわめて困難といわざるをえません。このゲーム、ルールブックには、「“アンブッシュ!”の各任務はそれぞれ1回だけしかプレイすることができない。というのは、一度プレイすればその任務の意図と特性と謎があなたに判ってしまうからだ」とあるのですが、むしろ、個人的には何度もプレイして任務の全体像を解明していくのがおもしろそうだと思いました。
このあたり、さすがにちょっと昔のゲームという感じで、家庭用ゲーム機でもミッション・クリアタイプのものが多い現在、別に仕掛けそのものは一回プレイすれば判明するとしても、それを踏まえた上で何度も挑戦する遊び方はふつうにありますから、別にネタが割れたからもうプレイできないということはありません。その度ごとに生じる異なった状況にいかに対応していくか頭をひねってみてもいいし、別のアプローチを試してみるなど、いくらでも楽しみ方はあると思います。
今回、終盤に疲弊してしまって、最後までプレイできなかったのですが、そうなると誰が生還できたか確定できず、キャンペーンプレイとしては、任務と任務の間の人員の補充や兵士の能力の改善できないので、次からはとにかく終わらせて区切りをつけることにします。
そのためには余裕をもって時間を確保することも大切ですが、途中で撤退の判断を下すことも必要だと思いました。今回の任務の場合、兵士全員がマップの北端から盤外へ出ると、任務終了ということになるのですが、どういう状況で兵士をマップから出させるかはプレイヤーの判断に委ねられています。ゲームの場合、損害を度外視しがちですが、重傷の兵士も担いで一緒に盤外へ脱出させれば生存扱いになりますから、手遅れにならないうちに撤退の判断を下すことも大切です。というより、このゲームで最も重要なのはこの判断かもしれません。
いちおう、今回のプレイの経過から判断して、
1.指揮能力のある二人のうちのどちらかが重傷か死亡する。
2.負傷していない兵士が分隊の半数未満になる。
上記どちらかの状況が生じたら、任務の達成はきわめて困難になったと判断し、負傷者を回収しつつ退却することにしました。
まずはそんな感じで、とりあえず、できるだけ早くキャンペーンを一通りプレイしたいですね。なかなか時間の確保は難しいですが、学生の時分と違って対戦相手の都合を考慮しなくていいというだけでもかなりありがたいわけですから、なんとか工面してとにかく任務を8つこなしたいと思います。
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