この前の日曜日、奈良に住んでいる伯母が「桜がキレイに咲いてるから遊びにおいで」と言ってくれたので、ハハと二人で出かけました。
そこは、ハハがコドモのころからあった家。
門屋上にはワタシの曾祖母がお嫁入りに乗ってきたという駕籠がつってある。
戦争中、小さいハハが、その弟である叔父と一緒に預けられてたくさんたくさん涙を流したり、歯を食いしばって頑張った場所。
ワタシはそこに行くと、いつのころからかとても、ほっとすることに気がついた。
だから、ワタシにとってもそこは大切な場所である。
* * * * *
レベルアップしたワタシ(笑)は、伯母とたくさん話をした。
なんか自分が、いろんなことを考えていること。
でもそれを誰かに説明しようとしても
自分の中でまとまってないのでなかなかうまくいかないこと
でもどうしてもそれは伝えたいことであること
だから、今の自分はちょっと普段と違うと思うけど、心配しなくでも大丈夫だということ
・・・多分そんなことを、思いつくままに並べ立てて聞いてもらっていたときに
伯母が言ったのだ。
「そんでええねん。
『出入り口』って、なんで『出』ほうが先なのか知ってるか?
とにかく1回出してしもて、考える場所を作るねん。
それで、考えながら自分を大きくして、いっぱい考えられるようにするねん」
ステキだ。
もう、抱きついてチューだ。
すごいわ。
伯母さんが、ワタシの伯母さんであったことに感謝だ。
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