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2014年03月08日09:44

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昭和56年式ジープJ36のユーザー車検、再検査で継続完了(2/13→2/27)

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2012年12月に近郊の自動車解体・中古車販売業者で昭和56年式ジープJ36を見つけ、買ってきて乗れる状態に整備してユーザー車検で新規登録(中古)したのが2013年2月18日。

ジープは2年車検の乗用車じゃなく、貨物車登録で車検期間は1年だから、期間満了日の2月17日までに車検を継続しなければ乗れない。

製造後33年も経った古いクルマでちょこちょこ不具合も発生してはいるが、ジープは構造が単純だし、今のところ自分で点検できない部分に不具合の兆候はないから、自分で検査場に持ち込んでユーザー車検で継続することにした。

まずは玉切れしていた左フロントウインカーの電球を交換しないと車検は通らないから、休みの土曜日だった2月1日にレンズを外して交換しようとしたら3ヵ所のボルトが固くて回らない。

CRCを吹いてドライバーでグッと押さえたら、フロントコンビネーションランプごと根元から折れてしまった。

腐食していたようだ。

これでは電球を交換してもだめだ、部品屋に行ってフロントコンビネーションランプASSYで注文。

部品は取り寄せになるとのことで作業は延期せざるを得なくなり、翌週の入荷を待っていつも整備に出しているスズキで交換。

ユーザー車検を受けるには、次の車検期間満了日以降までカバーする期間の自賠責保険に加入していないと検査を受けられないから、スズキで自賠責保険も継続。

次に、継続検査の予約を釧路運輸支局で2月13日10:30からの第2ラウンドをネットで予約。

継続検査を受けるには法定点検を実施しなければならない。

車検期間1年車は12ヵ月点検をしなければならないことになっており、検査を先に受けて後で整備してもいいのだが、古いクルマで後整備では不合格になった場合再検査の期限までに直せるか不安もあり、先にきちんと点検することにした。

汚れたままだと検査官の印象も悪いだろうし、下回りを洗車してから点検することにして、2月9日の日曜日の休みに洗車と12ヵ月点検をしようと思ったら積もるほどの雪になってしまい、雪の中下回りにもぐり込んで点検なんかしたくないから延期し、次の休みの建国記念の日の祝日の11日にコイン洗車場へ。

ジープは副変速機をニュートラルにすることができるから、エンジンが掛かったまま副変速機をNにしてからバックギアに入れてバックアップランプの点検もしてしまう。
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洗車後自宅に戻り12ヵ月点検を実施したが、フロントコンビネーションランプも交換したし、ほかに直さねば車検に通らないような不具合は見つけられなかった。

車検で必ず確認されるわけではないが、ときどき提示を求められる信号器具(発煙筒)の有効期限を見たら6月までで、次の車検満了まで満たしていなかったので1本買ってきた。
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これで準備は整い、検査予約していた13日に釧路運輸支局まで乗って行った。

まずは検査を受ける前に道路をはさんで隣接する自動車会館に入っている釧根自動車協会で検査料などを納めて証紙を買う。
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そして、必要書類に記入して証紙も貼って運輸支局の窓口に提出し受付を済ませ、反対側の道路をはさんだところにある検査コースに並ぶ。
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検査は順調に進み、排ガスの黒煙濃度も基準値50%以下のところ48%でセーフ、あとはブレーキも光軸も1発クリアでピットで最後の下回り検査に進む。
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ここで「運転手さん下に下りてきてください」と言われた。

検査官が右前輪のリーフスプリングを指し示し、「下から2枚目が折れてますね、ここを直して再検査を受けてください」と「右前リーフスプリング折損」で継続検査は不合格になってしまった。
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12ヵ月点検で一応下回りにもぐり込んでガタやぐらつきがないことは確認したが、板ばねが1枚折れるなんて想像の範囲外で薄暗い下回りを懐中電灯で照らして確認などせず見落とした。

ともかく新しい車検証は交付されず、代わりに有効期限14日間、2月27日までの限定車検証が交付された。
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この間に再検査を受ける場合、不合格となった項目だけ再検査でクリアできれば車検が継続できる。

しかし、予備のリーフスプリングなんて持っていないからすぐに交換などできない。

元々の車検の期限は4日後の2月17日に迫っており、それまでに交換部品を入手して交換することなどできず、車検は切れてしまう。

重いリーフスプリングを脱着するなんて自宅でできないことはないが雪が積もっている中でやりたい作業ではないから、とりあえず引き受けてくれる整備工場を探して入庫させた。

解体部品を探すか、見つからなかったら同じ部品を使っていて車体がまともに乗れる状態ではないほど腐食したJ44を廃車にして転用しなければならないかと覚悟したが、部品屋で相談したら新品部品が1台分出ると言うので注文。

本州のメーカーから取り寄せとのことで、大雪の影響でなかなか入荷せず気を揉んだが、10日も掛かって2月24日に入荷し、即座に整備工場に持ち込み、交換作業を依頼。

工場では古いリーフスプリングを外して、部品が届き次第すぐに装着できるよう準備してもらっており、翌日には交換作業が完了し、再検査を受けられる状態になった。

限定車検証の有効期限内に間に合った。

しかし、車検自体は17日で切れちゃっているから、整備工場から運輸支局の車検場まで公道を走るには仮ナンバー(臨時運行許可証)が必要で、検査場まで27日に走るための仮ナンバーを市役所で借りてきた。
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そして、2月27日木曜日、整備工場で仮ナンバーを付け替え、車検場に再検査を受けに行く。

再検査の場合は予約は不要で、やっている時間帯に行って再検査の手数料1300円分の証紙を買って書類に貼って窓口に出し、検査コースに並べばいい。
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再検査の場合は検査コース入口で申告ボタンを押し、今回は下回りピット検査だけなので「通過」のボタンを押す。
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前のトラックが新規検査を受けており時間は掛かったが、検査コースは追い抜けないから再検査だけ先にやってもらうわけにはいかないので、前のトラックが新規検査各項目をチェックを受け、コースから出るのを待ってピットに進む。
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今回は新品部品に交換したから落とされるはずもなく、再検査は合格。
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合格印が捺された書類を持って窓口に提出し、ようやく継続検査が終了し、新しい車検証が交付された。
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あとは、運輸支局の駐車場で仮ナンバーを外して元のナンバーに戻し、フロントウインドーの隅に貼っていた古い車検ステッカーをはがして新しいシールを貼り、フロントウインドーに掲示していた臨時運行許可証を回収し、市役所に仮ナンバーを返却して車検は終了した。
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【今回のユーザー車検に掛かった費用】
1)、左フロントコンビネーションランプASSY部品代=14595円
2)、左フロントコンビネーションランプ交換作業工賃=9450円
3)、自賠責保険料(4ナンバー自家用貨物車、12ヵ月)=17270円
4)、下回り洗車(水のみ5分)=300円
5)、信号器具(発煙筒)=714円
6)、登録印紙(釧根自動車協会)=400円
7)、審査証紙(同)=1300円
8)、自動車重量税(自動車総重量2〜2.5トン未満の自家用貨物車、12ヵ
月)=13200円
9)、OCRシート(継続検査用)=30円
10)、臨時運行許可証(仮ナンバー)費用=750円
11)、登録証紙(再検査用)=400円
12)、審査証紙(同)=900円

合計=59,309円+リーフスプーリング部品代&交換作業費

※:交換したリーフスプリングについてはとりあえず車検継続のため交換が必要になった右前輪のみ交換して再検査を受けたが、車検終了後そのまま再入庫して4輪全て新品に交換することにしており、整備費用は作業完了時にまとめて支払うことにしたためこの分だけ算出することが不可能なため、ここでは含めず。
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