2週間弱に及びました仙台への移住準備も、ひとまず落ち着きました。
今は帰りの新幹線に揺られ、仙台を後にしております。
本をもう少し売ろうかな、
綺麗な状態で残っている玩具を児童館に寄付しようかな、
……と、
ちょっぴり、やり残しもありますが、
それは次回で良いということにしました。
できればもっと滞在して、まだ会ってないみんなに会いに行きたいのだけど、
あんまり長く家を空けると、父に家事の負担が掛かってくるので、
また次回であります。
こんな風に書いてると、
身辺整理ばっかで終わったような印象ですけど、
実は昨日、一昨日と、音楽仲間に会いに行きまして、
その前の週末は高校ん時の友人にも会えて、
……うん、なかなか仙台を満喫できた、と感じてます。
友人と会って、
『相変わらず』
って、感じることがなんか嬉しいです。
冬とは思えない薄着……フリースとか羽織ったぐらいで、
「や、けっこう厚着した方だよ」
とか言ってるあいつの爽やかな笑顔。
不条理な環境でモヤモヤしながら、それを感じさせない彼からは、
いつも良い風が吹いている……そんな感じがする。
それは彼の強さだ……とか言ってしまうと、
悩んだり苦しんだりもする一人の人間としての彼に失礼な感じがして嫌だけど、
飄々とした人柄と、その爽やかなオーラが、俺は好きです。
とても日記には書けないような急進的発言を連発して、
激しい感性を光らせていた彼。
「なんとなく生きてきた気がする」
なんて言いながら語るその価値観は、
苦しくて長い道をのたうち回りながら通り抜けて、
目指していた生き方を……それはやはりラクではないけれど、今を闘う男の姿だった。
極上のセンスの曲を色々紹介してくれる彼女は、
紛いなりに医学を学んでいた自分よりも栄養学に詳しく、
オーガニックではないアロマの危険性についても、医学的に分かりやすく僕に説明してくれた。
相変わらずの引き出しの多さというか、一体何者なんだ。
ベースのネックのジョイント部分のネジの閉め具合で、どんな風に音が変わるか
……という話題で盛り上がれる彼と俺。
音楽バカと言う意味で、
そっくりなようで正反対なような彼と話すのは、本当に楽しい。
色々なことをやりたくなる。
それはきっと、彼がいつも一生懸命、前に進んでいるから。
負けてられないって思わずにはいられないし、
一緒に何かやったら、一体どんなことになるのか、本当にワクワクする。
そんな彼と、また合作で曲を作りたい。
バンド論や、曲を作る意識……そんな音楽論で、ビリビリするぐらい共鳴する彼。
共鳴と言っても、そっくり同じではなくて、
むしろ、互いに違いはあっても、それを認め合える……それ故に惹かれ合う……そんなフィーリングが心地良い。
……なんか、ますますみんなに会いたくなってきました。
んでも、焦らず一歩一歩、いきます。
関東のみんなとも、来年からはなかなか会えなくなっちゃうし。
今をしっかり楽しみながら。
俺も前に進むぞ。
またくるぜ、仙台。
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