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2013年11月14日14:55

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良性発作性頭位めまい症

一昨日。…朝目をさましたら立てない。世界が回る。
しかし一分くらいじっとしていると落ち着いてくる。姿勢を変えるたびにめまいが起きるのである。

そういえば去年の今頃も同じようなコトがあった。しかし医者に行ったときはすでにめまいが消えていて、その後MRIをとったりしても何も判らなかったのであった。
今回はめまいが続いている内に医者に行こうとは思ったが、あまり近く無い上になにしろ混んでいるところであるため翌日になった。
その間、母の面倒は連れ合いに看てもらった。実際のトコロ何一つできなかった。
ほとんど何も食べなかったので、随分からだが軽くなった。

それで、去年の時に言われたのは、めまいが出ているときでないと「どういう」めまいか判らないので治療できない。ということであった。その時は意味がよくわからなかったが今回は良くわかった。w

今回は医師がゴーグル状の機器を目に当てがって数秒診察したら「判ったから治療する」と言う。
まずベッドの上に体育座りして、次に右に大きく首を振り、そのまま後ろに倒れ込む。しかるに顔が地面を向くように体ごと捻る。
激しいめまいがおき、十秒くらいとても気分が悪い。が休んでいる内に徐々に落ち着いて来た。
これで完全にめまい感が無くなったワケでは無いのだが人によってはこの一発で消えることもあるらしい。

要するに三半規管と言うモノは三次元的に三つのリングがあって、それにそれぞれ液体が封入されててその液体の相対的な動きにより慣性を知覚すると言うメカニズムだ。
その一部に比重の違う部分が出来てしまうと姿勢変更から遅れて液体が動き、視覚とのずれが出て気持ち悪いと言うことになる。
そんで、密封されたケースの中の金属の玉やあぶくを所定の位置に移動させる子供向けのパズルがあるけど、ちょうどあんな具合に、どのリングに異常が起きているか判れば、患者の頭の向きを手順通り変えれば、その比重の違う部分があっても問題無い位置に移動する。
と言う「治療」が可能になるワケだ。

その比重の違う部分はいずれ代謝で消えてゆくのだが、一応治療後も多少のめまいが残ったので代謝を早める薬をもらって帰った。まだ完全では無いが大分直った。

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