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2013年11月03日07:40

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寝台特急「北斗星」の食堂車「グランシャリオ」のモーニングタイム(10/26)

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先月の東京出張の帰りに寝台特急「北斗星」のB寝台個室「ソロ」に乗って北海道へ帰ったが、7時前に目が覚めた。

列車はほぼ定刻通り走っており、すでに青函トンネルを抜け北海道に入り、函館も過ぎ大沼あたりを走行していた。
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7号車に連結されている食堂車「グランシャリオ」のモーニングタイムは予約なしで誰でも利用でき、営業時間は6時半から10時までだからすでに始まっており、早速朝飯を食べに行く。

夜のパブタイムは1杯引っ掛ける客が多く、営業開始時に座れないとなかなか空かずもう飲む時間もないが、モーニングタイムは酒を飲む客も少なく回転が早いし、営業時間も長いので、満席でも時間をずらせばまず食いっぱぐれることはない。

7時半くらいに行ったが、席は空いており、相席にもならず4人掛けのテーブルに1人で座れた。
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この日の食堂車の車両はスシ24 506だが、車両重量の関係で「ス」、食堂車だから「シ」でたまたま「スシ」になっただけで、メニューに寿司などない(写真2)。

食堂車はまず黒字にはならないこともあり、「北斗星」の食堂車「グランシャリオ」の朝食メニューは数次にわたってメニューが変更されてきた歴史がある。

青函トンネルが開通し、運転開始後しばらくは朝食も豪華寝台特急にふさわしい和食御膳とか洋食セットなど、それなりに豪華な朝食を提供していたが、その後簡略化され和洋折衷のモーニングプレートになってご飯と味噌汁、お漬物が付いた和食セットかパンとスープが付いた洋食セットのどちらかを選ぶスタイルになった。
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その頃まではまだ許せるのだが、前回2年前に乗ったときはさらに朝食メニューが変更されており、「和朝食」か「洋朝食」のどちらかを選ぶスタイルになった(どちらも1600円)。
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和洋折衷のモーニングプレートよりは和洋選べるようになって良くなったのかと思って前回「和朝食」を食べたが、これが1600円もするのに出来合いの食材を皿に盛っただけというひどい内容だった。
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正直なところ、食堂車を連結して営業してくれるだけでも御の字で、朝飯で1600円は高いと思いつつもそれまでは不満はあまりなかったが、これにはさすがの自分も憤慨した。

そこで、今回再び「和朝食」など1600円も払って食べるつもりなどなく、今回は「洋朝食(1600円)」を選択。

内容は、パン・ミニサラダ、ロースハム・ソーセージ、ハッシュドポテト、卵料理(スクランブルエッグ)、ジュース(オレンジまたはリンゴ)、フルーツのヨーグルトがけ、デザート(シャーベリアス夕張メロンゼリー)で、食後にコーヒーまたは紅茶が付く。

パンにはバターもジャムも付いておらず、これもモーニングプレート時代よりはグレードダウンだが、それでもフレッシュサラダやスクランブルエッグなど、食堂車で調理したものが盛られており、これならモーニングプレート時代と比べても、魚料理がなくなった代わりにハム&ソーセージが付いているからまだ許せる。
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ちょうど車窓の景色がいい駒ヶ岳を眺めながら走る区間で利用したこともあり、今回は「洋朝食にして良かった」と満足しながら完食。
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食堂車は禁煙なので、食後のコーヒーはテイクアウトにしてもらって、会計時にシャワールームの予約もしてから寝台に持ち帰って個室内で一服しながら飲んだ。

「洋朝食」ならあまりがっかりすることなく食堂車でいただく朝食を楽しめることが分かった。

とにかく、定期列車で食堂車を連結して営業しているのは「北斗星」だけになってしまった今、これ以上のグレードダウンはせずにできるだけ長く存続して欲しいものである。
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