mixiユーザー(id:20270607)

2013年07月18日02:19

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【介護】 おとうさん、おかあさんを大切にしよう(笑)。

デイサービスに行く日はハハを送り出すときに、ヘルパーさんたちも一緒に外に出るので、ワタシも見送りに行くのだが、その時Iさんが言った。

Iさん「ほにゃさんところは、本当にお母さまと娘さんが仲良くて、暖かくていいわぁ。」
ワタシ「エ?」
Iさん「だって、いつもお母様がお迎えの車に乗って、車が出発して見えなくなるまで
    お互いに手を振ってはるでしょう?
    ウチなんかそんなのしたことないわー」
ワタシ「あぁ・・ハハはずっと家族が外出するとき、見えなくなるまで見送ってくれて
    たんですよ。
    ワタシは一時、ハハに友達の悪口を言われて振り返らずに家を出て行ってたとき
    があるんだけど、ウチの父親は朝出かけて出先でなくなってしまったんですね。
    その日の朝のことは、すっごくはっきりおぼえてて、ワタシは遅刻しそうだった
    から、応接間で新聞を読んでる父の姿は見たんだけどまともに『行ってきます』
    も言わずに家をでちゃったんです。
    たまたまその日は、ハハ方のお葬式があったので、家を出たのはワタシ→ハハ→
    父親の順だったので、父は誰にも見送ってもらえなかったの。
    ハハも、突然大動脈瘤破裂とかしてるしね『いつが最後になるかわからない』と
    思うから、なんとなく復活しました。」

と、説明すろと、Iさんが泣くではないか。。
イヤ、困った。

娘さんとお孫さんと三人暮らしらしいけど、ちょっと今ギクシャクしてるようで、どうも本気でウチをうらやましく思っておられるらしい。
そう思ってもらえるのは、うれしいことだ。

小学校低学年のお孫さんだといってたので、娘さんも仕事や家事に気が張ってるのと「Iさんに迷惑かけている」という意識がどこかにあるんだろうと思うんだけど・・詳しいことは聞けてないので、断言はできないんだけどね。


なんか、この年になって、本当に「自分がいかに両親に愛されて育ててもらったか」ということを実感するのよ。

「ハウツー本」とか「小説」を頭からバカにしていた親父の本棚の奥から、ワタシの産まれる3か月前に刊行された「初めてパパになるために」という本を見つけてひとしきり爆笑した後、号泣したりとかww。

残念ながら親父はもういない。だからその分、ハハには基本的に腹が立たない。
「親孝行しなくちゃ」とか、そういう気持ちじゃなくて、普通に、本当にハラが立たないの。不思議なことにww。


まぁ、その割には、モヤシのヒゲはハハにとってもらったり、私の作る食事には「愛」がなかったりするんだけれども。
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