泣きました。
「永遠のゼロ」を読んだときもグズグズだった。
慰安婦問題もクソも、そもそも戦争しなければ問題にもならんだろうが・・・と思う。
最近ワタシの日記の中で、宝塚歌劇のミュージカル『ロミオとジュリエット』から「慰安婦」の話や、戦争の話が展開しとるので、そこから派生してるのだが。
オンナはオトコに「猛者であること」なぞ望んじゃいない。
「ケンカの強い男」はいいが、それは「いざという時守ってくれる」限定で、DVなどは問題外であることは言うまでもない。
街をヨタって歩いて、ケンカを売って歩く男も論外である。
筋肉のついたマッチョな男が好きなオンナも多いが、それはあくまでも「観賞用」である。
どこの世界に、自分の夫や自分の息子を喜んで戦場に送り出す女がいるだろう。
「国のために見事に散った」といわれて「よくやった」と、本心でいえる女がいるだろう。
死んでから「英霊」にされたって、勲章をもらったって、二階級特進したって、残された女はうれしくもなんともないのである。わかってんのか、コラ
周囲から「臆病者」「軟弱者」と呼ばれようが、生きて帰ってきてくれるほうが絶対にありがたいのである。
なんで戦争が起こるんだろう? と考えてみる。
基本は「領土を広げたいから」だよね。
最近はちょっと違ってきたかもしれないけど。
でも。
自分と他人を比べることをせず
今の持ち物に満足して
あるものでまかなっていくことをよしとし
分相応な生活をする。
そして
自分と意見の違う人を認め、尊重して
人を(自分も他人も)赦すことができれば
かなり発生率はすくなくなるんじゃないのかな。
この特攻機に同乗した奥さんは、夫が特攻に行ったら「自分が一人残される」ことに耐えられないと思ったから、一緒に行ったのだと思う。
冒頭の『ロミオとジュリエット』の中で、ジュリエットと結婚したことを友人達に知られたロミオが「憎みあうのはやめよう 彼らも僕らと同じ人間だ 誰もが自由に生きる権利があるんだ」と歌う。
ロミオの友人の一人は、ロミオの言うことに耳を傾けてくれ、同調してくれるが、それ以外の人たちは、ただただ相手が「モンタギュー家の娘と結婚した」ということだけで、ロミオを責めるのだ。
自分を好きになって、自分の生活に満足して、自分と意見の違う人たちとも話し合いができれば、戦争もなくなるんじゃないかなぁ・・・ってなことを考えたのでした。
※ 「自分の生活に満足すること」は「向上心がないこと」とは違う。念のため。
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■1945年8月19日、満州から妻を同乗させ飛び立った特攻兵がいた。
おたくま経済新聞 - 2013年06月19日 12:52
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=159&from=diary&id=2472905
1945年8月19日、満州から妻を同乗させ飛び立った特攻兵がいた。
これは史実である。
一九四五年八月十九日、満州。終戦から四日後の出来事であった。
関東軍がソ連への全面降伏を決めた後も、ソ連軍の侵攻は止まらなかった。
谷藤徹夫少尉含む、11名で結成された陸軍、関東軍の特攻隊「神州不滅特別攻撃隊」。そのメンバーの多くは特攻隊員を育てた教官達。
居留民虐殺を偵察中に見た彼らは、居留民の脱出時間を確保するため、また教官として、年端もいかない教え子を「俺もあとから行く」と特攻に送り出し続けた責任を背負うため、有志による特攻を決めた。
特攻に参加した谷藤少尉には、当時結婚間もない妻・朝子がいた。二人は傍から見てもわかるほどの仲むつまじい様子で、まさに相思相愛。
特攻を決めた夫の固い決意を目に、妻・朝子は、夫への同乗を願い、8月19日、共に飛び立った。
その時の夫の姿は特攻服。妻・朝子は真っ白なワンピース姿だったという。
そして他にも、特攻に参加した大倉巌陸軍少尉機には、親戚であり許嫁(いいなずけ)の女性が同乗していた。
戦後、軍紀違反のため、“幻の特攻隊”とされ、歴史の影に追いやられてきた存在である「神州不滅特別攻撃隊」。
終戦から70年近く経過した現代では、その事実を語るものは、東京にある世田谷観音に設置された石碑ただ一つのみ。
石碑にはこう記されている
<神州不滅特別攻撃隊之碑 碑文>
第二次世界大戦も昭和二十年八月十五日
祖国日本の敗戦と云う結果で終末を遂げたのであるが
終戦后の八月十九日午后二時当時満州派遣第一六六七五部隊に所属した
今田均少尉以下十名の青年将校が
国敗れて山河なし生きてかひなき生命なら死して護国の鬼たらむ
と又大切な武器である飛行機をソ連軍に引渡すのを潔しとせず
谷藤少尉の如きは結婚間もない新妻を後に乗せて
前日に二宮准尉の偵察した赤峰付近に進駐し来るソ連戦車群に向けて
大虎山飛行場を発進前記戦車群に体当り全員自爆を遂げたもので
その 自己犠牲の精神こそ崇高にして永遠なるものなり
此処に此の壮挙を顕彰する為記念碑を建立し英霊の御霊よ永久に安かれと祈るものなり
陸軍中尉 今田 達夫 広島
陸軍中尉 馬場伊与次 山形
陸軍中尉 岩佐 輝夫 北海道
陸軍中尉 大倉 巌 北海道
陸軍中尉 谷藤 徹夫 青森
陸軍中尉 北島 孝次 東京
陸軍中尉 宮川 進二 東京
陸軍中尉 日野 敏一 兵庫
陸軍中尉 波田野五男 広島
陸軍少尉 二宮 清 静岡
昭和四十二年五月
神州不滅特別攻撃隊 顕彰会
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『妻と飛んだ特攻兵 ―8・19 満州、最後の特攻―』(豊田正義 定価1680円)では「最後の特攻は、8月15日の沖縄ではなく、8月19日の満州」「特攻は降伏命令に反したもので、さらに2名、女性を同乗させた軍紀違反」「軍紀違反のため、残された家族は戦没者遺族にも認定されていなかった」などの歴史秘話が明らかになる。
(文:宮崎美和子)
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